「すりおろしりんごとクランベリーのパン」(P.74〜P.75)

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 美味しいパンが食べたい。でもパンは腹持ちがよくない割にカロリーも高いし、体に悪い説もあるし、ご飯の方がいいのだろうか? 日々そんな葛藤を繰り広げているパン好きな人も多いと思う。だが、あのふわっとした食感は幸せをくれる。ご飯もいいけど、やっぱりパンも食べたい。そんな人にオススメしたいのが、『毎日食べたい!食物繊維たっぷりのからだにいいパン』(石澤清美/主婦の友社)。

 この本は、パン生地に食物繊維が豊富な食材を加えることで、日ごろ足りていない食物繊維を主食であるパンで摂ってしまおう、という画期的な本。美味しくて食物繊維もたっぷりのパンと言われれば、ぜひとも試してみたくなる。というわけで、実際に作ってみた。

1.「かぼちゃのパン」(P.18〜P.19)

 まずは、「かぼちゃのパン」。ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜ、皮ごとレンジで加熱したかぼちゃを加えて潰すようにこねる。かぼちゃが混ざったら水を加えて水分量を調節し、丸めて一次発酵させる。ガス抜きをして10分ほど休ませ、型に入れて二次発酵させたらあとは170度のオーブンで35〜45分ほど焼けば完成。

 かぼちゃの甘みが強いのかと思ったが、ほのかにかぼちゃを感じる程度で主張しすぎず、主食として活用できそうな味。筆者はかぼちゃが苦手なのだが、これなら美味しく食べられたので、かぼちゃが嫌いな人にもオススメ。

2.「雑穀ミックスのパン」(P.58〜P.59)

 続いては、「雑穀ミックスのパン」。ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜ、茹でた雑穀ミックスを茹で汁ごと加えてこねる。あとは「かぼちゃのパン」同様、一次発酵、ガス抜き、型に入れての二次発酵をおこない、170度のオーブンで35〜45分焼くだけ。

 雑穀のプチプチした食感がアクセントになり、穀物の風味豊かなパンに。そのままでも十分美味しいが、切ってからトースターで焼いて食べると、より香ばしくなって美味しさが倍増する。

3.「すりおろしりんごとクランベリーのパン」(P.74〜P.75)

 最後は、「すりおろしりんごとクランベリーのパン」。ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜ、皮ごとすりおろしたりんご、クランベリーを加えて混ぜる。あとは上記の2つのパンと同じように一次発酵、ガス抜きをおこない、丸く形成して真ん中に菜箸で筋をつけて二次発酵させて170度のオーブンで18〜20分焼けば完成。

 りんごの香りと優しい甘み、クランベリーの甘酸っぱさがぎゅっと詰まったパン。ほんのりした甘さは、飽きない食べやすい味。小腹がすいた時やおやつにぴったり!

 どのパンも、本当にモチモチしていて香り豊かで、一口一口噛みしめて食べたくなる美味しいものばかりだった。この『毎日食べたい!食物繊維たっぷりのからだにいいパン』には、他にも「ブロッコリーのパン」や「ひじきと白ごまのパン」、「さつまいもとブルーベリーのパン」など、普段あまり見かけない組み合わせのパンがいっぱい。

 作ったパンは冷凍することもできるので、たくさん作っておけば時間がない時に非常に重宝しそう。ついついコンビニでパンを買ってしまった、なんて無駄遣いも減るかもしれない。せっかく食べるなら、本書を活用して、いいこといっぱいの本書のパンに変えてみては?

文=月乃雫