13日、例年にない暑さが続く韓国では、街中の大型書店が「都心の避暑地」としてにわかに脚光を浴びている。連日多くの客が訪れ、店は繁盛しているように見えるのだが、書店にとってはうれしいことばかりではないという。写真はソウル。

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2016年8月13日、韓国・チャンネルAによると、例年にない暑さが続く韓国では、街中の大型書店が「都心の避暑地」としてにわかに脚光を浴びている。連日多くの客が訪れ、店は繁盛しているように見えるのだが、書店にとってはうれしいことばかりではないという。

チャンネルAが取材したソウル市内のある大型書店。書棚の横に本を読むためのソファーが並ぶほか、図書館のように机が備えられたスペースもあり、本をじっくりと選びたい客にはありがたいつくりだ。しかし机に座る人の多くが、購入前の本の他にキーボードやノートなどを広げている。本を選ぶため読んでいるのではなく、内容を熱心に写し取っているのだ。中にはスマートフォンを取り出し堂々とページを撮影する人も。書店側は撮影などの行為の自粛を求めているが、逆に「著作権者でもないくせに」と客が反発することもあるそうだ。

内容が盗まれること以外に、商品の破損も大きな問題だ。ある書店員は「ページが破れたり、くしゃくしゃにしわが付いたり、一度濡れて乾いたような染みが付いた物もある」と語る。自分の物ではないからと乱暴に扱う客が多く、売り物にならないほど破損する本も無視できない数に上るという。

記事はこの状況に「本を大事に扱う市民意識が求められる」と伝え、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「そんなことをするくらいなら図書館に行け。自分勝手にも程がある」
「国民はそのレベルに合った政府を持つものだと言うが、その通りだ」
「ヨーロッパのように軽くて安い紙で本を作ればいい。重くて持ち歩きにくい上に、値段が高いのが問題だよ」
「図書館と書店の区別すらできない人に対して市民意識を論じること自体が…」

「後進国そのものだね。そんなマインドで本を読んで何になりたいんだ?」
「これはひどい。本に対する礼儀を守ろうよ」
「こういう人たちはこじきと呼ぶべき?それとも泥棒と呼ぶべき?」
「これこそ韓国人」

「経済ばかりは成長したけど、国民性は東南アジアの国にも及ばないな」
「以前は1カ月に2、3冊読んでたけど、スマホを手にしてからまったく本を読まなくなった。スマホは人を駄目にする」
「著作権に関する認識がないんだね」
「こんな市民意識でノーベル文学賞を望んでるんだから笑える」(翻訳・編集/吉金)