16日、韓国のある幼稚園で出された宿題の内容が「配慮に欠ける」として、幼い子を持つ親たちの間で物議を醸している。写真はソウル。

写真拡大

2016年8月16日、韓国・チャンネルAなどによると、韓国のある幼稚園で出された宿題の内容が「配慮に欠ける」として、幼い子を持つ親たちの間で物議を醸している。

韓国のパパ・ママたちが育児情報などをやりとりするインターネットコミュニティーに15日、「パパの車」と題したある幼稚園の宿題プリントが掲載された。プリントの冒頭には「パパのカッコいい車をお友達に紹介してください」とあり、「車の名前は何ですか?」「車のナンバーは何番ですか?」「初めて車に乗った時、どんな気分でしたか?」などの設問に対し子どもが回答を記入する形式。上半分のスペースには「車の写真を貼ってください」とある。

子どもがさまざまな交通機関や車種について学ぶきっかけにする意図とみられるが、これを目にした親たちからは批判の声が相次いでいる。まず「幼稚園の宿題で車種を聞くこと自体が問題」であり、「すべての家庭に自家用車があるわけではない」との指摘のほか、「パパの車」というタイトル自体が「一人親家庭への配慮を欠いている」「母親が車を持っている場合が考慮されていない」というものだ。さらにいったん提出して終わりではなく友達の前で発表する形式が想定されているため、子どもたちが他人と比べて劣等感や喪失感を抱きかねないとの懸念の声もあるという。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「これは宿題じゃないだろう。幼稚園が誰にペコペコすればいいか調べるためのものだよ」
「そのうち『あなたの家は何平方メートルですか?いくらですか?』なんて宿題も出る」
「車のない家の子はものすごく傷つくだろうな」
「幼稚園の女教師:パパが外車に乗っているという子は、別途お話ししましょうね」

「設問が“ヘル朝鮮”らしいね」
「車のナンバーまで聞くなんて本当にあきれるよ。子どもたちがかわいそう」
「まるで取り調べみたいな宿題だ」
「幼稚園だけの話じゃないよ。小学校以降もずっと調べられる」

「もしや、いつか子どもを誘拐するための宿題では?」
「これでもかなり良くなったと思うよ。昔の学校は、親の学歴はもちろん月収額や家が分譲か賃貸かも書かせて徹底的に調査してた」
「車種やナンバーを聞く前に、シートベルトをきちんと締めているか、安全に運転しているかを聞くべきだと思う」(翻訳・編集/吉金)