<リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子 初日◇17日◇オリンピックゴルフコース(6,245ヤード・パー71)>
 「リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子」は17日(水)に第1ラウンドを行い、元世界女王インビー・パーク(韓国)が5アンダーの2位と復活のメダル獲得へ向けて好スタートを切った。
リオ五輪、女子の華麗なフォトギャラリー
 世界ランク1位の座に長らく座っていたパークに異変が起こったのが今年の1月。左手親指のケガにより思うようにクラブを振れない時期が続いた。「オフシーズンに違和感を感じて、少し休んでからプレーしたけど治らなかった。でも、ケガがあっても好パフォーマンスを出せる自信があったけどダメだった。自分の思い違い、誤算だった」。6月の「KPMG女子PGA選手権」で世界殿堂入りを果たすも今季はいまだ0勝。ケガによる途中棄権も3度とトップパフォーマンスには程遠く、五輪出場すらも危ぶまれる状態だった。
 韓国内でもパークの状態を懸念する声が多く、五輪出場権を辞退すべきとする意見もあったという。パーク自身も「最近は実際の大会でプレーする機会も少なく、出場してもいいパフォーマンスができていなかったので、すごく心配だった。だからあまり自分に期待もしていなかった」と不安は隠せない中、初日のティオフを迎えた。
 だが、フタを開けてみれば、といえる内容だった。5バーディ・ノーボギーの完璧なラウンドはグリーンを外した際のパーセーブ率は100%とミスもリカバリーする安定感が光る18ホール。「きょうもよかったし、親指についての話には触れたくないくらい。今週はベストを尽くすし、ケガも問題にはならない」。雑音はこの日のプレーで完全に封じたと言えるだろう。
 それでも、パークにかかるプレッシャーは日に日に大きさを増している。「本当に(金メダルを取れたら)わたしのキャリアでもハイライトになる功績になる。メジャーは年に5回あり、多くの大会で勝つこともできた。しかしオリンピックは4年に1度しかやってこない」。韓国においてもオリンピックの価値は何よりも高く、とりわけ女子ゴルフにかかる期待は大きい。メダル確保は国を挙げての至上命題だ。ただ、元女王は重圧を跳ね返す強さも過去メジャー8勝で証明している。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

【申ジエのリオ展望】