日本の自動車産業は世界に大きな影響力を持ち、日本車と言えば「品質が高く、壊れにくい」と評価されている。日中関係が低迷するなかでも日系車の販売が好調なのは、中国でも日系車が高く評価されているためと言える。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の自動車産業は世界に大きな影響力を持ち、日本車と言えば「品質が高く、壊れにくい」と評価されている。日中関係が低迷するなかでも日系車の販売が好調なのは、中国でも日系車が高く評価されているためと言える。

 だが、日本の自動車産業も当初から高い競争力があったわけではなく、今日の立場は各社の努力によってもたらされたものだ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本の自動車メーカーは「ゼロからスタートして今の地位を築いた」と伝え、著しい成長と発展を遂げた日本の自動車産業に対して「感服せざるを得ない」と主張した。

 記事は、日本の自動車産業は1907年に吉田真太郎氏が東京自動車製作所で自動車を生産したことから始まったことを紹介し、その後は多くの自動車生産工場が生まれたと紹介。さらに、第2次世界対戦前から戦後、さらに現代に至るまでの日本の自動車産業の発展の歴史を詳細に伝えた。

 続けて、日本の自動車産業のスタートは欧米より約30年も遅かったうえ、第2次世界対戦によって日本は焼け野原になったにもかかわらず、1967年には日本がドイツを抜いて世界第2位の自動車生産大国になったことは注目に値すると紹介。また、70年代から80年代にかけて日本の自動車メーカーは燃費性と信頼性の高さを武器に国際市場に参入したと指摘し、今や日本は世界の自動車産業の中心地の1つであると論じた。

 記事は、資源に乏しい日本の自動車が世界で現在の地位を確立したのは「革新と改善を続けてきたことが理由」として挙げられるとしたうえで、著しい成長と発展を遂げた日本の自動車産業に対して「感服せざるを得ない」と主張した。

 中国は世界最大の自動車市場だが、中国の自動車メーカーの競争力は低く、市場は日本をはじめとする外資メーカーによって「統治」されているとの不満の声が存在する。外資メーカーにとって中国は重要な市場であり、激しい競争が繰り広げられているが、こうした競争があることは中国メーカーにとっては成長に向けた良い環境であるはずで、「革新と改善」を続けることができれば中国メーカーだって成長が可能なはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)