中国では近年、公共の場所を禁煙とするケースが増えている。だが、成人男性の喫煙率が非常に高い中国では禁煙の場所であっても、お構いなしでタバコを吸ってしてしまう人が後を絶たない。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では近年、公共の場所を禁煙とするケースが増えている。だが、成人男性の喫煙率が非常に高い中国では禁煙の場所であっても、お構いなしでタバコを吸ってしてしまう人が後を絶たない。

 中国高速鉄道も車内は禁煙となっているものの、トイレなどで隠れてタバコを吸う乗客がいたことは事実で、こうした乗客の喫煙はずっと問題視されてきたことだ。だが、中国メディアの網易によれば、中国の関連当局は一部の高速鉄道の車内における喫煙の取り締まりを強化するという。

 記事は、当局が作成したとされる喫煙取り締まりに関する資料の写真を掲載し、違反者は今後、500元(約7634円)もしくは2000元(約3万534円)の罰金を科せられたうえで高速鉄道への乗車に関する権利を剥奪されると紹介。

 一方、当局と喫煙に関する協議書にサインすればもう1度だけ高速鉄道に乗車する機会を与えられるとしながらも、再び車内で喫煙した場合は「一生、高速鉄道への乗車が禁止される」可能性があることを紹介した。

 続けて、高速鉄道の車内が禁煙である理由について、「密閉された空間であり、空調を通じて全車両に煙草の煙が循環してしまうため」だと指定したほか、安全面から見ても火災の恐れがあるためだと伝えた。

 中国高速鉄道ではこれまでも車内で喫煙する乗客が後を絶たなかった。新幹線であれば車内に喫煙スペースがある車両が存在するが、中国高速鉄道の場合は喫煙車両やスペースは存在しない。そのため、トイレなどで隠れて喫煙する乗客が相次ぐわけだが、喫煙によって警報機が作動、高速鉄道が低速での運行を強いられるケースも起きている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)