成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査を実施した。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

■アラサー夫婦は「共稼ぎ」(43.8%)で「家事を分担」(65.2%)。夫婦関係はより対等に

本調査では、アラサー世代(28〜32歳)の既婚男女とシニア世代(60歳以上)の既婚男女を対象に、各世代の結婚時の考え・価値観について調べた。まず「夫婦で共稼ぎするべき」という考え方について、「当てはまる」※と答えたのは、アラサー世代の男性で46.3%、女性では41.3%となった。シニア世代の男性(28.2%)と女性(26.8%)より高い結果となっている。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

続いて「夫婦で家事を分担すべき」という考え方については、アラサー世代の男性は63.7%で、女性は66.6%。こちらもシニア世代の男性(52.1%)と女性(59.4%)を上回った。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

■アラサー夫婦で、衣食住の“構わない化”が進む

それでは結婚してからの生活面については、アラサー世代とシニア世代とで価値観の違いはあるのだろうか。「衣服」「食事」「住居」といった生活スタイルに関する考え方をそれぞれ質問した。その結果は次のとおり。「服はそれぞれが自由に選んで購入して構わない」という考えのみ、アラサー世代よりシニア世代で賛同者が多くなったが、それ以外の「食事は夫婦で別々に食べても構わない」「食事は中食や外食が多くなっても構わない」「マイホームを購入せず、賃貸でも構わない」「掃除は気になったときにする程度で、定期的にしなくても構わない」といった考え方については、シニア世代よりアラサー世代で支持率が高くなった。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

結婚したら「夫婦で一緒にご飯を食べる」「食事は手作りの方がいい」「結婚したら一戸建て」「定期的に掃除して住まいをきれいに」といった考えを持つ夫婦はアラサー世代でも主流のようだ。それでもシニア世代が結婚した当時の結婚観・夫婦観と比べると、そうした「夫婦はこうあるべき」といった理想に縛られるのではなく、自然体でいられる夫婦の在り方で構わないと考えている夫婦が増えてきていることがわかった。

■結婚しても縛らない。事前連絡すれば自由行動を認める夫婦が半数以上

また、「結婚すると自由な時間がなくなる」という理由から、結婚に前向きになれない人も多いようだが、アラサー世代夫婦の実態はどうなっているのだろうか。実際のところ、「平日の夜は事前に連絡さえすれば、自由に飲み会などに参加しても構わない」と「休日は事前に連絡さえすれば、自由に配偶者と別行動を取っても構わない」で共に、半数以上が「当てはまる」と答えた。特に男性よりも女性の方に「当てはまる」人が多くなっている。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

自由になるのは時間だけではないようだ。「自分の趣味にかけるお金は、配偶者の許諾を得なくて使っても構わない」と考えるアラサー世代の割合を調べてみたところ、結婚しても自由に使って構わないと考えている夫婦が、賛同できない夫婦の割合を若干上回る結果となった。

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■婿入りもアリな夫。実家付き合いはナシな妻

続いて、実家との付き合い方の意識を調査した。まずは、姓について。「配偶者の戸籍に入り、相手の姓を名乗っても構わない」に「当てはまる」アラサー世代の女性は70.3%。男性も31.9%が「当てはまる」を選び、「当てはまらない」の29.7%を上回る結果となった。

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さらに「配偶者の実家に住み、義父・義母と一緒に生活しても構わない」という考え方については、「当てはまる」は少数派ではあるものの、女性(13.0%)よりも男性(22.4%)で「当てはまる」が多くなった。

「アラサー世代の結婚観・夫婦観」に関するアンケート調査

逆に「配偶者の実家にはあまり顔を出さなくても構わない」という考え方では、男性(19.6%)より女性(38.4%)の方が「当てはまる」割合が高くなった。

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■結婚して8割強がメリットを感じていた!独身時代よりも「幸せを感じる」新婚カップルは57.2%

このようにアラサー世代夫婦の結婚観について調べてきたが、そもそも「結婚して良かった」と感じている夫婦はどれくらいいるのだろうか。アラサー世代は「幸せを感じる度合い」が改善したと感じた割合が最も高く、57.2%となっている。続いて「食生活」(36.2%)、「住環境の快適さ」(28.3%)と日々の生活の改善を感じる割合が高くなっている。結婚してよくなったことが「特にない」と回答したのは17.0%。83.0%の夫婦が結婚したことで何らかのメリットを感じているようだ。

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■結婚して「幸せを感じる」「安心・安定」「家族ができた」

実際に結婚してよかった人たちは、どのようなところが良くなったと感じているのだろうか。寄せられた主な回答は次のとおり。

【幸せを感じる】
・毎日が幸せ
・気持が平和になった

【安心・安定】
・頼れて安心出来る存在がいつも側にいることで精神的に安定した
・帰ってきて家の電気がついていること、温かいご飯があること

【家族ができた】
・自分の帰りを待っている家族が出来たことで幸せを感じる
・妻や子供と過ごす時間に幸せを感じる
・結婚前は家では基本ひとりでいたが、結婚後は毎日顔を合わせて話をする時間があること。同じテレビを見て一緒に笑えること
・子供が産まれた。子供がいることで大きな幸せを感じる

【生活面が良くなった】
・規則正しい生活健康を考えた食生活
・体調管理をしっかりするようになった
・毎日おいしいご飯が食べれるようになり、掃除や洗濯も分担してやるので全部自分でやらないでよくなった
・結婚する前は食事をまともに食べるという事がなかったので、結婚してからは家族と一緒にバランスがとれた食事をするようになったので良かったと感じています
・生活全般が改善した。特に食生活が改善した

【経済面が良くなった】
・金銭的に楽になった
・金銭感覚が養われた
・家賃や光熱費を一人で負担するわけではないので、精神的なゆとりができた
・広い家に住めるし家電製品も性能のいいものを使える

【その他】
・配偶者の家族がとても仲が良く、親戚付き合いも良いため、色々な集まりごとに参加できて楽しい
・共同生活をする上で話し合いや譲り合いが必要なため、精神面の成長があった
・今まで1人でやっていた事を2人で出来るのでとても助かっている
・実家のしがらみを断ち切れて、自由に自分の考えや意見を述べられるようになったところ
・日常の話し相手ができたので、頭の回転がよくなったし、ストレスも解消しやすくなった

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:28〜32歳(アラサ―)の既婚男女 276名
60歳以上(シニア)の既婚男女 276名
集計期間:2016年5月11日〜5月12日