「浦沢直樹の漫勉」サード・シーズンがこの秋開幕。浦沢直樹が漫画家一人ひとりで異なる創作手法の数々を明らかにしていく/(C)NHK

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NHK Eテレで9月15日(木)から4回にわたって、「浦沢直樹の漫勉」サード・シーズンが放送されることが分かった。

【写真を見る】「日本の漫画家のペン先を、世界が待っている」と、浦沢は語る/(C)NHK

同番組は、普段立ち入ることができない漫画家たちの仕事場に密着。“マンガ誕生”の瞬間をドキュメントする。そして、日本を代表する漫画家・浦沢直樹が同じ漫画家の視点から、それぞれの創作の秘密に切り込む。

'14年に放送されたパイロット版では、かわぐちかいじ、山下和美が登場。'15年のファースト・シーズンには東村アキコ、藤田和日郎、浅野いにお、さいとう・たかを、'16年のセカンド・シーズンには萩尾望都、花沢健吾、五十嵐大介、古屋兎丸の仕事場を訪ね、創作の奥深さを伝えた。

そして今回、サード・シーズンの第1回(9月15日放送)を飾るのは池上遼一。「男組」や「クライングフリーマン」などで知られる池上がこの秋にスタートする最新作の執筆現場に密着する。“理想の美男美女”を生み出す超精密なデッサンと、新たな主人公を生み出そうと奮闘する姿を追う。

第2回(9月22日放送)は三宅乱丈。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したSFファンタジー「イムリ」(KADOKAWA/エンターブレイン)の執筆現場に足を踏み入れる。丁寧な下書きから生み出される驚きのペン入れや、絵に感情を宿すために何度も繰り返される鬼気迫る執筆ぶりを紹介する。

第3回(9月29日放送)は高橋ツトム。人間の心の闇と生き方を問う青春逃走物語「残響」(小学館)の執筆現場へ。全ての作業を高橋一人で行い、そこから生み出される自由な手法と、衝動をかき立てられるような絵の熱量の正体に迫る。

第4回(10月6日放送)は、いよいよ浦沢直樹の執筆現場を訪問。'08年から連載してきた時空を超えたSF大作「BILLY BAT」(講談社)が最終回を迎える執筆作業の10日間を追う。また、浦沢が自身のペン先映像を見ながら、その画法を解説。浦沢自身さえも今まで気付かなかった“漫画家・浦沢直樹”の秘密が明らかになる。