冷蔵庫から出してそのまま食べたり飲むのが一般的なのに、実は電子レンジを活用して温めるというひと手間を加えると、栄養の効果がぐんとアップするものがあるんです。

冷房による冷えを心配する女性や、秋から冬にかけて冷え症に毎年悩まされる女性ならば、冷たいまま口にするよりも温かくして食べるに限ります。

そこで電子レンジで温めてから食べる・飲むべきものをここでご紹介します。

■1:トマトジュース

トマトの代表的な栄養素といえば、抗酸化作用の強いリコピン。血糖値を下げるだけでなく、脂肪がつきにくくなるダイエット効果も期待できると、生のトマトをせっせと食べるようにしている方も少なくないはず。でもトマトの栄養を効率的に摂取するならトマトジュースは手軽です。

でもトマトジュースを飲むなら冷たいものや常温よりも、加熱するのが断然おすすめ。温めるとトマトの細胞が壊されてリコピンがより吸収されやすい形に変わり、吸収率が上がるとわかっています。さらにその吸収を高めるのが、油と一緒に摂るという方法。だからトマトジュースを温めて、オリーブオイルを一さじ加えて飲むというのが、最もおすすめの飲み方です。

■2:ヨーグルト

朝食の定番で便秘予防にも欠かせないヨーグルトも、そのまま食べるよりも温める方がよい食品のひとつ。ヨーグルトは冷蔵庫で冷やされたまま食べると内臓も冷えてしまい、腸の働きが弱ってしまうことでカルシウムなどの吸収が低下してしまうのです。

その点、温かくしてから食べると栄養分が吸収されて、ヨーグルトが持つ特徴が体内でより発揮されやすいのです。“ホットヨーグルト”がよいと評判を呼んだのも、これと同じことが理由。

ホットヨーグルトの作り方は、耐熱容器にヨーグルトを入れ、ヨーグルトの分離をおさえるため大さじ1程度の水を加え、ラップをせずに1分程度電子レンジにかけます。アツアツになるまで加熱する必要はありませんが、とろりとなめらかになる程度に温めてみましょう。

■3:梅干し

お弁当やおにぎりに欠かせない梅干しも、チンして温めるとよい食べ物。梅干しを温めると、梅干し特有の成分、バニリンの量がアップします。これは小腸で吸収され、脂肪細胞を刺激し、体重の減少につながるのです。そのため梅干しを1日3個以上食べている人は、そうでない人に比べてBMI値が低いことが調査でわかっています。

テレビ番組『解決!ナイナイアンサー』で、椿鬼奴と猫塾・田辺が梅干しを電子レンジで加熱したものを食べ、それ以外は食事制限一切無しというダイエットに挑戦。2週間で椿鬼奴は−2.1kg、田辺は−4.7kgの大幅減量に成功しています。

ホット梅干しの作り方とダイエット方法の詳細は「2週間で−4.7kg!”レンチン梅干し3個で痩せる”過去最強ダイエット」で紹介していますので、参考にしてみてください。

温かくして口にするなんて意外性が高いものばかりですが、それで栄養が増えるのならやってみない手はありませんね。