空前の肉ブームが依然と続いている。この盛り上がりの発端となったのは、狷フェス瓩澄ここで牛の熟成肉が一気に知られSNSをにぎわせた、赤身肉の写真に「これは食べねば」と思った人も少なくないはず。ちなみに熟成肉とは、1〜3℃、湿度は60〜80%の環境下で1〜2か月ほど熟成させた肉の塊のこと。その旨味と芳醇な香りは、食べたものの心をわしづかみにする。

 このブームにより、聞き慣れなかった赤身肉の部位も知られるようになった。牛ならリブアイ(アバラ付近の肉)、ニューヨークストリップ(サーロイン付近の肉)などの赤身と脂味のバランスがいい部位は、供給が追いつかないこともあるとか。肉ブームは牛だけではない。豚は白金豚や三元豚など銘柄豚が人気を集め、鶏や羊は“丸焼き”というキーワードでも注目される。下の写真の料理『お肉の動物園』の頂上にあるのは、子羊のピエスモンテ。これは、モモの丸焼きで人気メニューだ。

お肉の動物園

肉マニアにファンが多い、フレンチレストラン『マルディ・グラ』和知シェフの一皿。その名も『お肉の動物園』3万円。1週間前から要予約。

DATA●マルディ・グラ
住所/東京都中央区銀座8-6-19 B1F
電話/03・5568・0222
営業時間/18:00〜24:00(LO23:00) 日休

★アンジャッシュ渡部建さんは、黒毛和牛のステーキにLOVE

黒毛和牛のステーキフリット

【手間をかけて引き出す、肉のシンプルな味わい】
黒毛和牛のステーキフリット

分厚い和牛の赤身肉を、調理温度を繊細に調整し、旨味を引き出す。アツアツのお肉を口に入れるとジュワっと肉汁が口に広がる。付け合わせのポテトフライもカリカリ&ホクホクで美味。3024円。

DATA●カンティーナ カーリカ.リ
住所/東京都目黒区中根1-5-2
電話/03・5726・9629
営業時間/平日18:00〜、土日17:00〜25:00(LO24:00) 月休

『芸能界のアテンド王が教える 最強の店77軒』(文藝春秋)で紹介し、予約困難店となった学芸大学のイタリアンバル・カーリカ.リの2号店。「かみしめると肉の旨みが増すステーキ。デートにもピッタリな雰囲気です」

芸能界のグルメ王が世界に薦める! 東京 最強の100皿

PROFILE●1972年9月23日生まれ。東京都出身。芸能界随一のグルメとして知られる。『芸能界のグルメ王が世界に薦める! 東京 最強の100皿』(文藝春秋)がある。

★ラジオパーソナリティー ピストン西沢さんは、オーシャンビーフリブアイカットステーキにLOVE

オーシャンビーフリブアイカット

【爽やかで旨味のある 熟成肉はコスパもバツグン!】
オーシャンビーフリブアイカット

一年中、緑の牧草が生えるニュージーランドで、ストレスをかけずのびのびと育った牛肉を使用。肉輸入会社が経営しており、生産過程から肉を熟知。良質な牛肉をコスパよく楽しめる。350g 5800円。

DATA●WAKANUI
住所/東京都港区芝公園3-4-30 32 芝公園ビル10F
電話/03・5401・5677
営業時間/11:30〜15:00(LO14:00、18:00〜23:00(LO22:00) 無休

『こぶとり食堂』(講談社)などレシピも出版。肉好きで知られるピストン西沢さん。「実は僕、あまり外食はしないんですがここは特別。旨味がしっかりあって、焼き加減も絶妙。プロならではの熟成肉が楽しめます」

ピストン西沢

PROFILE●東京都生まれ。ラジオパーソナリティー。『GROOVE LINE Z』(J-WAVE)など多数の番組を担当。料理の腕前はプロ級。

★ファッションディレクター『FORZA STYLE』編集長 干場義雅さんのオススメ肉店

コミュニケーションの達人・干場さんに、ビジネスとプライベートの両面からオススメの肉店を伺った。

干場義雅
PROFILE●3代続くテーラーの家に生まれる。ファッション誌『LEON』などの編集を手がけ、独立。

〈肉好き仲間〉うしごろ(西麻布)

「個室もあって、仲の良い男女で、ワイワイ・ガヤガヤするのにピッタリ。西麻布のど真ん中ということもあり、その後の2軒目に流れる利便性の高さも魅力ですね」

〈接待〉今福(白金台)

「極上のお肉の中でも、タンのしゃぶしゃぶが最高。白金台の閑静な住宅街にあり、落ち着いた雰囲気が接待にはピッタリ。仕事の話から、プライベートまでゆっくり話せます」

〈デート〉オステリア ベオーネ(代々木公園)

「フィレンツェ風のステーキ、ビステッカのおいしさはピカイチ。イタリア本場の味を堪能して。肉&赤ワイン好きの肉食美女ともかしこまらず、イイ感じに本音トークが可能」

文/編集部