イタリアで「子供にビーガン食を強要する」と違法に!? 親が刑務所行きになる可能性も

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近頃は、ヘルシーでロハスな生活を目指し、菜食主義者や、乳製品や卵も食べないビーガンの人が世界的に増えている。自分が何を食べているのか理解でき、身体的な成長が終わった大人なら問題ないが、小さな子供達は、肉や魚、乳製品を食べないことで、成長に影響が出ることも考えられる。

そこで、イタリアでは、「子供にビーガン食を強要することを法で規制しよう」との立法案が提出され、可決されれば、子供の親が刑務所行きになる可能性もあるというのだ!

・イタリアで ‟子供にビーガン食を押し付ける” と違法に!?

子供にビーガン食を押し付けることを法で規制しよう、との立法案を提出したのは、イタリアのフォルツァ・イタリア党に属するエルヴィラ・サヴィノ党員だ。

‟サヴィノ法” と呼ばれる立法案には、肉や乳製品を食べないビーガン食を摂る子供達は、鉄分や亜鉛、ビタミン12が不足し、貧血などの健康問題を引き起こす可能があると記されている。

・ビーガン食で栄養失調に陥り、病院に搬送される子供達も!

また、立法案では、ビーガンの両親と同じ食事を食べていた子供達が栄養失調に陥ってしまったため、親が子供の養育権を剥奪された、数多くのケースも提示されているという。

2016年7月には、ミラノに住む1歳2カ月の男児が、親に与えられたビーガン食で極度なカルシム不足となり、病院に搬送された例も報告されている。その男児は、生後3カ月の赤ちゃんほどの体重しかなかったという。

男児の両親は、成長に必要な栄養素を含む食事を子供に与えなかったとして、養育権を失ったそうだ。

・4年の服役を命じられる可能性も!

サヴィノ法が可決されれば、子供にビーガン食を強要した親は、その罪で、4年の服役を命じられる可能性もあるとのこと。現在、イタリアでは人口の約1パーセントがビーガンで、7パーセントが菜食主義者だと報じられている。

自身が信じるダイエットを、成人が実行する分には問題ないが、小さな子供達はすくすくと成長するためにも、栄養ある食事をしっかり摂る必要がある。ヘルシー志向は良いことだが、子供達には、バランスの取れた食事が一番ではないだろうか。

参照元:METRO、INDEPENDENT(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.

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