リクルートマーケティングパートナーズに設置された出産・育児に関する調査・研究機関の「赤すぐ総研」は、0〜2歳までの子どもを持つ20〜49歳の既婚女性を対象に、出産・育児実態に関する調査を実施した。

出産・育児実態に関する調査

まず妊娠に向けて行なった活動(妊活)の上位3項目は「子どもを持つことを具体的に配偶者・交際相手と話し合った(37.3%)」「体を冷やさないようにしていた(32.5%)」「出産や育児に関する本やインターネットで情報を選んだ(32.0%)」だった。また、不妊治療を受ける割合は、40代が32.1%と最も高く、20代は 3.5%、30代 14.4%という結果を示した。

出産・育児実態に関する調査

出産・育児実態に関する調査

・実施した不妊治療の内容は「タイミング療法(76.3%)」が最も高い。年代別にみると20代 91.3%、30代 78.5%、40代 60.0%と年代が若いほど、「タイミング療法」が行なわれる率が高い。その一方で、20代 8.7%、30代 30.8%、40代 46.0%と年代が高いほど、 「人工授精」の割合が高い。「体外受精」も20代 13.0%、30代 29.4%、40代 52.0%と、同様の傾向となった。

出産・育児実態に関する調査

出産時の入院・分娩にかかった費用は平均42.5万円で、前年調査より1.1万円減少となった。年代別にみると、20代は39.8万、30代は43.4万円、40代は44.5万円で年代が高いほど費用が高い。地域別では関東(46.6万円)が最も高く、最も低い中四国(39.7万円)とは6.9万円の差がある。

出産・育児実態に関する調査

「自然分娩」での出産は76.3%、「帝王切開・計」は18.2%、「無痛・和痛分娩」は4.2%だった。これを年代別にみると、「帝王切開」の割合は20代 10.5%、30代 20.2%、40代 31.4%と年代が上がるほど高く、「自然分娩」は20代 84.7%、30代 74.1%、40代 60.9%だった。また年代が若いほど、立ち会い出産で産んだ割合が高い(20代 32.4%/30代 23.1%/40代 15.4%)。

出産・育児実態に関する調査

【調査概要】
スクリーニング調査:全国の20〜49歳の男女
本調査:スクリーニング調査から抽出した、下記条件に該当する既婚女性2303人
・0〜2歳(2歳11か月まで)の子どもと同居
・母親の年代(20〜29歳/30〜39歳/40〜49歳)×末子年齢(0歳/1歳/2歳)×エリア(関東/関西/東海/その他)を平成22年国勢調査の人口割合に合わせて回収
調査方法:インターネット調査(インテージの調査モニターを使用)
調査期間:2016年3月4日(金)〜8日(火)

文/編集部