乾友妃子選手・三井梨紗子選手のペアが銅メダルを獲得したシンクロナイズドスイミングのデュエットは、決められた8つの動きを入れるテクニカルルーティンと、自由な演技のフリールーティンの合計点で競う。

シンクロはかつては日本が得意とした競技だったが、ロンドン五輪ではデュエットもチームも5位でメダルを逃した。立て直したのはあの井村雅代ヘッドコーチだった。アテネ五輪で銀、北京五輪で銅を獲得した鈴木絵美子こう指摘する。

「妥協を許さない厳しい先生です。先生の思い描くイメージに当てはまらないと、何度も繰り返し練習をする。寝る、食べる、お風呂に入る以外はすべて練習に費やしました。1日12〜13時間の厳しい練習ですけど、世界で戦える技が身に付き、結果が出てくるので、先生に指示に従うとメダルが取れるという思いで食らいついていました」

銅メダルの乾友妃子「付いていくと間違いなく実力が付くんです」

乾とは友人というコメンテーターの武井壮(元陸上十種競技日本チャンピオン)も次のように話す。「(乾選手とは)食事をしながら話すんですが、井村コーチはトイレに引き籠りたくなるぐらい厳しいんだけれど、ついて行くと最大のアメである実力が付くことがよく分かっているから、ついて行くと話していました」

井村の努力、選手2人の会心の演技ともに褒めたい。