連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)第20週「常子、商品テストを始める」第116話 8月16日(火)放送より。 
脚本:西田征史 演出:藤並英樹 堀内裕介


昭和30年8月。
家庭のキッチンの取材途中、かわいい男の子と女の子(大樹と青葉)に出会った常子(高畑充希)。
会社に戻ると、新しいミシンが来ていた。
さっそく試してみたら、欠陥商品で、編集者・大塚寿美子(趣里)の顔に傷がついてしまって、さあ大変!
大量消費の時代になり商品が大量につくられることに従って、粗悪品も増えていた。
この新人社員・大塚を演じている趣里は、水谷豊と伊藤蘭の娘という超サラブレット。顎がシュッとしていて可愛らしい。

ミシン事件をきっかけに、常子は商品試験をすることを考えつく。広告を載せてこなかったからこそ、それができる。
すべて実名を出して何が問題かきちんと伝えることにしようと盛り上がる編集部一同。
第1回の商品試験は石鹸に。
たちまち次回の企画が決まってしまう。なんて素早い。こんなにもフットワークのいい編集部っていいなあ。
いい企画はいいのだから、グダグダ会議しないで即決してもいいと思う。ただ、へんな話、いま話題の映画「シン・ゴジラ」は延々会議していても大ヒットしているんだから、けんけんがくがくする編集会議を15分間やっても面白いドラマが描ける気もする。それによって新たに入ってきた編集者のキャラを一気に紹介してしまう手もあるんじゃないかと思うものの、テレビと映画は違うしなあ。

などと余計なことを思っている間に、話は進んで、美子(杉咲花)は、森田屋の南大昭(上杉柊平)と交際をはじめていた。背が高くてかっこいい上杉柊平は杉咲と唐沢と同じ事務所・研音所属。

睦まじい姿を見る常子が若干寂しそうな顔をしたような・・・。すると宗吉が「はあ・・あとは常子だけだな」と言う。

ひとり家に戻り、美子の恋人のことを報告しながら仕事に励む常子に、かか(木村多江)は「お仕事楽しい?」と訊ねる。木村の表情には、独り身の長女への心配と、でも彼女のがんばりを理解している愛情と、複雑な思いがにじみ出ていた。

表札「星野」の謎はまだお預け。引っ張ります。
(木俣冬)