子どものころから活躍

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リオ五輪・卓球女子団体で日本は3位決定戦でシンガポールを下して銅メダルとなった。ロンドンの銀に続く2大会連続のメダルだ。初戦を福原が落としたが、次を石川佳純が取り、ダブルスを福原・伊藤美誠が勝って、最後が伊藤だった。五輪は初出場、最年少だが、サーキットで何度も女王になっている伊藤は動じない。勝った瞬間、両手を突き上げ、初めて笑顔になった。

勝っても泣きじゃくりの愛ちゃん

伊藤は「チームに組めて光栄ですし、この3人でメダルがとれて嬉しい」と堂々たるものだ。石川は「超嬉しい。よかったぁ」とはしゃぐ。しかし、福原は手で顔を覆ったまま泣き濡れている。「すごく苦しいオリンピックでした。2人のおかげで、ずっと足を引っ張ってばかりだったけれど、いつも応援してくださる方々に、銅メダルをお見せすることができて、ホッとしています」

福原は個人戦でも手にしかけていた銅メダルを逃した。3歳から卓球を始め、負けると泣きじゃくる姿を誰もが知っている。五輪もアテネ以来4大会連続。石川は小学1年生から始めたが、半年後には山口県大会で2位、中学から大阪へ移って、2年生で史上最年少の日本代表入りとなった。現在、世界ランク6位だ。

伊藤は2歳から始めた英才教育の申し子だ。母親がつきっきりで1日に7時間、ときに深夜に及んだという練習をこなしてきた。中学から日本代表。福原と年の差12歳だがまったく物怖じしない。まあ、すごい3人がそろったものだ。

浜田敬子(「アエラ」前編集長)「前回(ロンドン)銀メダルという重圧があったんでしょうね。それに対して伊藤選手はのびのびしていて、印象的でした」

玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「子供の頃からの映像が3人ともあるというのは、この競技くらいじゃないのかな」