みなさん、夏休みは取れましたか? お盆をしっかり休んでしまった人は、出社がきつかった〜と感じるはず。次の連休を楽しみに、カレンダーを眺めてしまうものです。今年はシルバーウィークも日並びがよくないため、中日に有給休暇を取らないと長い連休にはならないようですよね。ではみんなどれくらい有給休暇を取得できているのでしょう。今回はディップ株式会社が「はたらこねっと」ユーザー902名に行なったアンケートをもとに、取りにくい有給休暇の実態を調査してみました。

有給休暇取得日数は3割が「6日〜10日」、14%は「0日」

過去1年で有給休暇を取得した日数を尋ねてみると、最も多かったのが「6日〜10日」で31%。次いで2割が「4〜5日」という結果に。意外としっかり休みを取れている人もいて、「10日以上」という人も2割近くいました。一方で、「5日以下」という人は半数を超え、全く取得できていない人も14%いることがわかったのです。

★1年間の有給休暇取得日数は?
0日    14%
1日〜3日  17%
4日〜5日  20%
6日〜10日 31%
10日以上  18%
(※有給が発生している902名対象)

こうしてみると有給休暇があっても取得できる会社と、取得しにくい会社の差が大きいことがわかりました。

ではなぜ有給休暇が与えられているのに取得しづらいのでしょうか? その理由を詳しく尋ねてみました。

子供がいると取りやすい!? いやいや、そんなことはないようです……。

3人に1人以上が「上司や同僚が有給を取らない」から有給が取れない

有給休暇が取りにくい理由について尋ねてみると、「上司や同僚が有給を取らない」と答えた人が最も多く36%。次いで「休暇を取ると仕事がたまり、余計に疲労が蓄積される」という人が32%。「取得理由を詳細に伝えなければいけない」とか「嫌味を言われる」という人も3割程度いることがわかりました。

会社によっては自由に取りにくい風潮があるようですね……。

本来は仕事の疲れを癒し、リフレッシュするために取れる有給休暇が、精神的ストレスになっている人が多いことがわかります。

有給取得の義務化に約9割が賛成! 

そこで有給休暇なのに休みが取りにくい現状から動き出したのが厚生労働省。現在、労働基準法の「有給休暇取得の義務化」の改正・調整を進めているようです。ではこの事実をどれくらいの人が知っているのでしょう。尋ねてみると「知らなかった」という人が7割を越え、認知度はまだまだ低い結果に。一方、この案に賛成かを尋ねたところ、9割近くが「賛成」と答えていることがわかりました。

★有給休暇義務化に賛成ですか?
賛成  88%  
反対  12%

【賛成派の意見】
・日本は働いているのが偉くて、休んでいるのがいけないという風潮がある。有給も与えられた権利なのに「休みをいただきます」などというのも変。「休みます」でいいのではないかと思います。(正社員)

・有給休暇は2年たつと消えてしまいます。私も先月6.5日が消えました。使いたいけど他の人の顔色を伺ったりして取りにくいのが有給休暇です。(正社員)

・族や人間関係に費やせる時間がもっとあれば、人情ある日本人だからこそもっと仕事で同僚を助け合える気持ちの余裕ができて、結果職場の利益にも繋がると思います。(派遣社員)

・割り切って取るべきだとは思いますが、人事評価が下がりそうで恐い。使えなかった分は買い取りができるようになればいいと思います。(派遣社員)

賛成派が大多数の一方で、有給が義務化されることによって、逆に自分たちの負担が増えるのでは?という意見も。「有給休暇がないパートやアルバイトにしわ寄せがいかない?」とか「有給休暇を取ったがために、契約更新ができなくならない?」という派遣社員の声など、不安を抱える人も多いようです。

有給休暇は本来、仕事をより効率よく、より快適に行うために必要なリフレッシュ制度。全員に平等に与えられている権利なので、自由に使えるような環境を作っていきたいですね。

(参照:出典:「はたらこねっと ユーザーアンケート〜どうやったらうまく取れる?有給休暇について」)