15日、台湾の元慰安婦支援団体が昨年末の慰安婦問題をめぐる日韓合意について「(日本側の)反省のない政治的取引だ」と批判した。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

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2016年8月15日、台湾の元慰安婦支援団体が昨年末の慰安婦問題をめぐる日韓合意について「(日本側の)反省のない政治的取引だ」と批判した。16日付で韓国・ニュース1が伝えた。

元慰安婦の支援活動を行う台湾の女性人権団体「婦女救援基金会」は、終戦から71年となった15日、日本の公益財団法人・交流協会台北事務所前で集会を開いた。この中で康淑華(カン・シュウホア)執行長は、台湾の元慰安婦58人のうち生存者が3人となった現在も日本政府は慰安婦問題について謝罪していないと批判、昨年末の日韓合意については「被害者の人権が中心に置かれていない」政治的取引にすぎないと主張した。

集会参加者らは「歴史は簡単に消えるものではない」などのシュプレヒコールを上げ、日本政府による謝罪を繰り返し要求。在韓日本大使館前の慰安婦像に似せ全身を金色に塗った女性が登場し、椅子に腰掛けて「沈黙の訴え」を行った。

一方、集会に参加した台湾立法議員(国会議員に相当)の李麗芬(リー・リーフェン)氏は、年内の開館を目指す台湾初の慰安婦関連博物館について触れ、「開館式には安倍晋三首相らが出席し、慰安婦問題に関する謝罪の立場を示してほしい」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「本当にうらやましい」
「日本は心から謝罪しろ」
「自国民だけ面倒を見る日本、自国民すら面倒を見ない韓国。今回の合意で韓国は永遠の二流国家だと自ら証明してしまった」

「韓国人として実に恥ずかしい!」
「台湾だってここまでしてるのに、韓国は何なんだ?」
「他の国の人の方がむしろ韓国人かと思うことをしてくれる。そして韓国の大統領は他国の人のようでもあり…」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領が歴史を駄目にした」

「台湾は僕らよりはるかに優れている」
「久しぶりに台湾が正しいことを言った。気に入ったよ」
「朴大統領、世の中にはお金で解決できることとできないことがあるでしょう」
「すべての独立運動家の方々におわびしたい。皆さんが命を懸けて守った国が、1人のトップのせいでまた別の意味で日本の植民地になってしまいました」(翻訳・編集/吉金)