こんなのもあった! オリンピックから姿を消した種目 「綱引き」や「生きたハトの射撃」など

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2016年8月5日から8月21日まで、ブラジルのリオデジャネイロで開催される第31回夏季オリンピック。日本人選手の活躍ぶりに、テレビに張り付いて見てしまうという人も多いだろう。

世界中を熱狂させているオリンピックだが、新しく加わる種目もあれば、リストから外されてしまう種目もある。そこで、オリンピックから姿を消してしまった種目にどんなものがあるのか、5つ紹介することにしたい。意外なスポーツが大会で競われていたことに、「こんなのもあったの!?」と、思わず驚いてしまうのではないだろうか。

1:綱引き

学校の運動会で定番となっている綱引きは、1900年に開催されたパリ大会から1920年のアントワープ大会まで、正式種目に名を連ねていた。綱引きって、引く人の力や体力が全てのような気がしてしまうが、実際のトレーニングで、どんなテクニックを練習していたのか興味深々である。

2:ソロのシンクロナイズドスイミング

シンクロナイズドスイミングは、一斉にチームメンバーが同じ動きを見せ、その美しさとテクニックを競う種目だ。しかし、1984年のロサンゼルス大会から1992年のバルセロナ大会まで、ソロも種目のひとつとして存在していたというのだ。

シンクロナイズドとは、英語で ‟同時であること” を意味するが、ソロだったらシンクロする相手がいないので、種目の意図するところを成さないことになってしまう。それが理由かどうか定かではないが、たった3回のオリンピックで、種目リストから姿を消すこととなってしまった。

3:クラブ・スインギング

クラブ・スインギングとは、ボーリングのピンのような形をした2本の棒を、大道芸人のようにクルクルと回すスポーツだ。異なるサイズと重さの棒を操り、複雑な演技を見せた選手ほど高い得点が付けられる。

体操の1種目として、1904年のセントルイス大会と、1932年のロサンゼルス大会のみで行われた。

4:生きたハトの射撃

1900年のパリ大会でのみ行われた種目。現在のクレー射撃は素焼きの皿を打ち落とすが、オリンピックで、生きたハトを的にしてたことがあったとは驚きだ。優勝者は21羽のハトを打ち落とし、トータルで300羽以上のハトが犠牲になったそうだ。

世界平和を目的としたスポーツの祭典で、平和を象徴するハトを殺していては、本末転倒だと言える。

5:クリケット

クリケットは世界的に人気の高いスポーツだが、現在では、オリンピックの種目には入っていない。1試合にかかる時間が長すぎることが理由だと考えられるが、1900年のパリ大会で、1回のみ正式種目としてリストに顔を見せている。

この他に、熱気球や水上スキーなどのスポーツも、デモンストレーション競技として実験的に実施されたことがあるそうだ。次のオリンピックは東京で開催されることとなるが、予算や施設設立などの問題が懸念されるものの、無事に成功を収めることを願いたい。

参照元:MNN、mental̠floss(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons

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