航空自衛隊は8月15日、2017年中の配備が予定されている第5世代ジェット戦闘機「F-35A」の初号機が組立作業と塗装を完了したとして、画像を公開しました。この機体は現在ロッキード・マーティンのフォートワース工場で地上試験などが行われており、8月には試験飛行が行われる予定です。
 
F-35Aは統合打撃戦闘機計画(JFS)にもとづいて開発された戦闘機「F-35」のバリエーションの一つです。F-35はアメリカやイギリスなどが資金を提供し、ロッキード・マーティンが中心となって開発を進めています。
 
F-35ではそのバリエーションとして通常離陸機(CTOL)となるF-35Aのほかにも、短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)となる「F-35B」、艦載機の「F-35C」の3モデルが存在します。どのモデルもステルス性能を有し、F-35Aは今月に初期作戦能力(IOC)の獲得が発表されていました。
 

 
航空自衛隊はF-35Aを42機導入する予定となっており、年内には4機が引き渡される予定です。また残りの38機は三菱重工によって愛知県の小牧南工場にてライセンス生産されます。また引き渡されたF-35Aは青森県の三沢基地に配備される予定です。
 
F-35は米空軍が運用するステルス戦闘機「F-22」に比べて若干機動性では劣りますが、その代わり多様な兵装を搭載したり、高い情報収集能力/共有能力によってミッションを行います。対する中国もステルス戦闘機「J-20(殲-20)」の開発を進めており、今後の動向が注目されます。
 
Image Credit: 航空自衛隊
■航空自衛隊(Twitter)
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