8月も後半戦に入り、子どもたちの夏休みも残り少なくなった。子どもたちは夏休み明けに提出する宿題に追われることになるが、保護者も学校の再開に向けて用意しなければならないものがある。それは、何枚かの雑巾だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 8月も後半戦に入り、子どもたちの夏休みも残り少なくなった。子どもたちは夏休み明けに提出する宿題に追われることになるが、保護者も学校の再開に向けて用意しなければならないものがある。それは、何枚かの雑巾だ。

 中国メディア・今日頭条は14日、「日本の環境が清潔である最も根本的な原因はこれだ」として、日本を代表する清掃用具である雑巾について紹介する記事を掲載した。記事は「日本はどうしてきれいなのか。それは人の手による雑巾がけで国全体がきれいに拭かれているからだ」と説明。日本では統一されたサイズの雑巾が販売されており、全国民に普及しているのだとした。

 そして、日本人は幼稚園から雑巾を使うことを覚え、小学校では掃除の時間が設けられて雑巾がけが行われ、責任感や協調性、自立心が育まれると紹介。さらに、四つ足になって素早く行う雑巾がけは、全力で床をきれいする姿勢の表れであるとともに、良い運動にもなるのだと伝えている。

 さらに、雑巾がけは寺の僧侶による修行の一環としても用いられていること、日本国内では雑巾がけ競争の世界大会が行われていることを紹介。「雑巾文化」は国を越え、今年2月にはシンガポール政府が日本に倣って公立学校にて10分間の清掃を取り入れることを決定したと説明した。

 記事は、掃除機といった先進的な清掃用具が続々と出現して、掃除がより便利でおしゃれになりつつある一方で、雑巾は日本おいてなおもかけがえのない存在として君臨していると解説。自ら両手を使って行う雑巾がけは、もはや日本の伝統的なコンテンツとなっていると結んだ。

 小学校の清掃の時間に、雑巾を丸めてボールにし、ほうきをバット代わりにして野球遊びをしたことが懐かしい。そのあとで、女子や先生から叱られるというおまけが付くのだが、それも今となってはいい思い出だ。

 まじめにやっても、仮にやらなかったとしても、学校生活の中に掃除の時間があったことは、その後の暮らしにおける掃除への意識にも大きな影響を与えている。その立役者の1つが、真っ黒になるまで使われたり、時として投げて遊ばれたりしてきた雑巾たちなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)