井戸に落ちた野生のヒョウを救出しようと村人が集結!息詰まる救出劇に目が離せない

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インドで野生のヒョウが井戸に落ち、動物保護団体や村人らによって救出活動が試みられた。

浮かんだ木の束にしがみつくヒョウ

それが行われたのは、インド西部マハーラシュトラ州のPimpalgaon Siddhanathという村。

日曜日の午前9時、動物の悲痛な叫び声で目を覚ました村人らが、深さ約18メートルの井戸に野生のヒョウが落ちているのを発見。すぐに森林局へ通報したという。

さらに森林局はWildlife SOSによって運営されているManikdoh Leopardレスキューセンターへ連絡し、救助を求めた。

その後、センターのAjay Deshmukh獣医師率いる3人のメンバーと、6人の森林局員らは20kmも離れた現場へ急行。

井戸の中のヒョウはわずかに浮かんでいた木の束にしがみつき、今にも溺れそうな状態だったそうだ。

YouTubeWildlife SOS

YouTube/Wildlife SOS

迷彩を施したケージを投入する

しかしヒョウは野生のため人間が井戸に降りて近寄れば、逆に怖がりパニックを起こしかねない。

しかも木の束から足を滑らせればすぐに溺れてしまう。まさに一刻も猶予できない状況だ。

どうすればいいのか。迷ったメンバーらはヒョウが怖がらないよう迷彩を施したケージを用意。

村人たちの協力により、それをゆっくり井戸へ下ろしていった。

YouTube/Wildlife SOS

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ケージを怖がり中に入ろうとせず

それでもヒョウはケージに警戒。中へ入ろうとせず、逆に怖がり浮いている木の束から落ちそうになってしまう。

しかしその時、ヒョウの前足が思わずケージの端に引っかかる。

そしてなんとかバランスを保つが、中途半端な姿勢になってしまう。

追い詰められたヒョウは一旦前足を離すものの、もはや生き残るにはケージに入るしかないと判断。

近づいた瞬間、素早く乗り込むと同時に、ケージの扉が即座に閉められた。

ケガもないため自然に戻される

その後ケージは引き上げられ、ヒョウを無事保護。3時間に及ぶ救出劇は幕を閉じることとなる。

レスキューセンターによれば救い出されたのは4歳になるメスのヒョウで、検査の結果ケガも負っていなかったため、その後自然に戻されたという。

しかしこのような事例は、ヒョウの生息環境が減少しているために増えているそうだ。しかも野生動物はひどく怯えるため、救出活動は難航すると言われている。

今回の救助も、今までの経験が生かされた結果なのかもしれない。