本格的な夏山シーズンに入り、日本国内の大小さまざまな山は大いに登山客で賑わいを見せている。平地の暑さを回避するとともに、大きな達成感を味わえる登山に魅了される人は多いが、山登りというのは相応のリスクを伴うものであり、遭難などの事故に対する危機意識を忘れてはいけない。(イメージ写真提供:123RF)

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 本格的な夏山シーズンに入り、日本国内の大小さまざまな山は大いに登山客で賑わいを見せている。平地の暑さを回避するとともに、大きな達成感を味わえる登山に魅了される人は多いが、山登りというのは相応のリスクを伴うものであり、遭難などの事故に対する危機意識を忘れてはいけない。

 台湾メディア・聯合新聞網は12日、「日本の幼児が富士山に登るのを見て、台湾について感じたこと」とする記事を掲載した。記事は、7月に日本を訪れて富士山に登った台湾人女性が、現場で多くの親子連れに遭遇したことを紹介。若い夫婦が4-5歳ほどの幼児を連れて一緒に山登りしていると伝えた。

 また、「非常に驚く場面があった」として、富士山五合目の中程で、レインコートを身につけた幼稚園児の一行が、雨の中自分でリュックを背負って一生懸命石段を登っているシーンを目撃したと説明。引率の教員は「必要な時しか手を貸さなかった」とした。

 記事は「このシーンは私に、台湾の小学校で放課後に迎えにやってきた保護者が、真っ先に子どものカバンを持つ光景を思い浮かばせた」とし、台湾の保護者は日常的に子どもたちを甘やかしているのではないかという疑問を投げかけた。

 さらに、台湾の人びとは「大自然欠乏症」に苛まれていると指摘、それは、長期にわたり成績重視で自然体験や身体鍛錬を軽視してきた台湾の教育体制、そして保護者の教育姿勢と関係があるのだと論じている。

 日本には「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがある。教育方針はそれぞれの家庭によって異なりはするが、このことわざを重んじ、小さい頃から様々な経験を積ませる親も多い。親の過保護の問題は、台湾のみならず大陸でも社会問題となっている。

 子どもは親が考えているよりもずっとタフで頑張り屋さんなのかもしれない。そんなチャレンジ精神を大いに認め、させてみる教育が、この先大陸や台湾で浸透するようになるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)