台湾で独立志向を持った民進党政権が誕生し、日本が尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡って大陸との対立を強める中、両者の友好関係を改めて確認する動きがあるようだ。一方で、台湾では「日本人はわれわれが思っているほど台湾のことを好きではない」という声も出ているようである。

 台湾メディア・東森新聞雲は13日、台湾に仕事で駐在している日本人が挙げた台湾の欠点について紹介するとともに、それに対する台湾ネットユーザーの反応を伝える記事を掲載した。記事は、台湾の大手掲示板サイト・PTTに12日、あるネットユーザーが、会社にいる日本人駐在員の話をヒアリングしてまとめた、台湾のネガティブな点を示したと紹介している。

 示された「日本人から見た、台湾のネガティブな部分」は、「タバコのポイ捨てが激しい」、「車線変更時に方向指示器を出さない」、「バス停に違法停車する自動車が多い」、「タクシー運転手のレベルが低い」、「歩道に平気で駐車する」、「くしゃみをする時に手を当てない」、「屋台の店主がお金を触ったり汗を拭った手で食べ物を扱う」、「公園は犬のフンだらけ」、「盲導犬や介助犬でない犬をレストランに連れて入る人が多い」、「やたら遅刻する」、「観光地のトイレが汚く臭い」、「歩行者や自転車の信号無視が多い」といったものだ。

 記事は、これらの指摘に対して現地のネットユーザーの間で熱い議論が交わされたことを紹介。「一理ある」と認めるユーザーがいた一方で、重箱の隅をつつくような指摘である、日本人だってできていないといった反発も出たことを伝えた。

 日本を出てアジアを始めとする外国に行ったことがあればすぐに分かることだが、記事が挙げたような事柄はどこにでも有るようなこと。むしろ日本の秩序正しさが特異と言えるのだ。衛生面の問題はなかなか慣れないかもしれないが、交通秩序などはしばらく生活していればすぐに慣れてしまうものであり、慣れてしまえば案外心地いいのである。「郷に入れば郷に従え」というのは、そうしてしまったほうが本人にとっても楽だから、ということもあるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)