15日、韓国の朴槿恵大統領が光復節(日本からの解放記念日)の記念式典で演説し、「いつからか、我々の内部から大韓民国を否定的に描写する誤った風潮が広がっている」と懸念を示した。資料写真。

写真拡大

2016年8月15日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が光復節(日本からの解放記念日)71周年記念式典で演説し、「いつからか、我々の内部から大韓民国を否定的に描写する誤った風潮が広がっている」と懸念を示した。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

朴大統領はまた、「我々の偉大な現代史を否定し、世界がうらやむわが国を指して生きるのがつらい場所と卑下する造語が拡散している」と指摘。さらに「自己卑下と悲観、不信と憎悪は、変化と発展の動力には決してなり得ない」と警告、「韓国発展の原動力であった挑戦と進取、肯定の精神を今もう一度よみがえらせるべき」とし、国民に「勇気と自信」を持つよう呼び掛けた。

韓国メディアは具体的に触れてはいないが、朴大統領が述べた「韓国を卑下する造語」とは、ネットで使われ始め今ではメディアでも取り上げられるようになった「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)」「地獄火半島(地獄のような朝鮮半島)」などの言葉を指したものとみられる。

朴大統領の懸念表明を受け、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられている。

「現代史を否定してる人は誰かな?」
「誰のせいでその語が生まれたのか、まだ分からないの?」
「ヘル朝鮮という新語がなぜできたのか?真面目に考えてほしい」
「卑下ではなく現実であり事実」

「本当に知らずに言っているのか、はたまたただずうずうしいだけなのか…」
「朴大統領は面白い人だ」
「自分のことを言っているね」
「8月15日の演説で日本に忠告の一つもできず、国民に責任を押し付けるだけの大統領は初めてだ」

「まず大統領が責任転嫁をやめたらもう一度立ち上がれると思うよ」
「頼むから現実を直視して。庶民が生きるのにどれだけ苦労しているかを」
「大統領の退屈な演説よりウサイン・ボルトの競技だな」
「盧武鉉(ノ・ムヒョン元大統領)時代の流行語は『ウェル・ビーイング』。朴槿恵時代は『ヘル朝鮮』」(翻訳・編集/吉金)