海で拾ったガラスがお金に。湘南発の地域通貨「ビーチマネー」って?

写真拡大

「世界中のビーチをキレイにしたい」

そんなシンプルな目的のもと湘南エリアで始まった取り組みが、独自の地域通貨「ビーチマネー」の発行。海岸で拾ったガラスのかけらを持参すれば、提携店舗にて割引を受けられる仕組みです。

「ビーチマネー」として
認定される条件は?

もちろん、すべてのガラス片が「ビーチマネー」として受け取られるわけではありません。海岸の岩や石などによって砕け、長い時間自然の波や砂に揉まれ、きれいに角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いになったモノ=ビーチグラスであることが大前提。

その中で直径3cm以上、かつ握ったときに痛みを感じないほど丸みを帯びていれば、ビーチマネーとして認定。あとは、たとえば赤色なら200円相当といった具合に、色によって価値が与えられるというわけ。

キッカケは
些細な会話だった

そもそも、「ビーチマネー」というユニークな概念が生まれたのは、2006年4月のこと──。

茅ヶ崎市に本社を置くエコ洗剤メーカー「がんこ本舗」の木村社長が、オフィスに立ち寄った人たちに「仕事に追われてる自分たちの代わりに、ビーチをキレイにしてきてよ」と何気なく頼んだのがはじまり。「ビーチグラスを拾ってきて。お礼に欲しい商品をおまけするから!」という古きよき時代のような気持ちの交換が発端だったのだそう。

ムーブメントは、
湘南から世界へ!

目指すべきゴールは、世界中のビーチからビーチグラスを含めた人工物をなくすこと。決して、ビーチマネーをたくさん使うことではありません。

ちなみにこの活動はいまや、14都府県+アメリカ(ハワイ)の計138店舗にまで拡大。「楽しみながら海をキレイにする」という姿勢が、ポジティブに受け止められている証拠ですよね。

あなたもぜひ、海のゴミ拾いをしながらビーチグラスを探してみては?

Licensed material used with permission by ビーチマネー事務局