14日、韓国の朴槿恵大統領が与党セヌリ党の新執行部を招いて開いた昼食会のメニューが韓国で物議を醸している。安保や経済問題に加え例年にない暑さに苦しむ一般の国民生活と、あまりに懸け離れた超豪華メニューだったというのだ。写真は韓国大統領府。

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2016年8月14日、韓国・京郷新聞などによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が与党セヌリ党の新執行部を招いて開いた昼食会のメニューが韓国で物議を醸している。安保や経済問題に加え例年にない暑さに苦しむ一般の国民生活と、あまりに懸け離れた超豪華メニューだったというのだ。

11日、大統領府で開かれた朴大統領と李貞鉉(イ・ジョンヒョン)与党新代表らとの昼食会では、トリュフ、フカヒレ、ロブスター、キャビア、韓牛カルビ、マハタなどの高級食材が供された。この超豪華メニューに疑問を呈したのが、歴史学者のチョン・ウヨン氏。チョン氏は自身のツイッターで「朝鮮時代の王も、干ばつや酷暑などで民が苦しんでいる時には『減膳令』を出し、王の食膳に上げるおかずの種類を減らした」ことを紹介、「苦しみを分け合うそぶりでもしなければ民の暮らしを理解することはできないと、朝鮮時代の王も知っていたのだ」とつづった。また時事評論家のユ・チャンソン氏もフェイスブックで「我々が目にしたのは、民心を対岸に置いた宮殿の食卓だ」と指摘した。

折しも猛暑が続く韓国では、電気料金の不安から家庭のエアコンを満足に使えないとの国民の不満が高まっており、この豪華メニューについてSNSを中心に批判の声が広がっている。これを伝える記事にも、ネットユーザーからは1万件を優に超えるコメントが寄せられた。

「本当に最悪の大統領だ」
「これはあんまりだよ」
「この人たちは暑さや寒さの何たるかを知らないんだ」
「テーブルをひっくり返してやりたい」

「はあ…こんなにいい物を食べてエアコンをがんがんつけてたら、暑さにやられた国民のことなんて理解できないだろうな。パンがないならお菓子を食べたら、と言った女王(マリー・アントワネット)と変わらないよ」
「マリー・アントワネットの話は誤って伝えられてるらしいけど、こっちは現実。リアル版だ」
「もう文句を言うのにも疲れた」

「庶民の血と肉で作られた料理だ」
「今までの大統領府のメニューを全部メディアに公開しろ。国民の税金で何を食べてきたのかチェックすべきだ」
「朴大統領とその取り巻きたちは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)の悪口を言えないね」(翻訳・編集/吉金)