14日、リオデジャネイロ五輪で一躍「時の人」となったのが、女子競泳の傅園慧選手。彼女の自由で生き生きとした発言が、「多くの中国人の共感を呼んでいる」と米メディアが報じている。

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2016年8月14日、リオデジャネイロ五輪で一躍「時の人」となったのが、女子競泳の傅園慧(フー・ユエンホイ)選手。自由で生き生きとした発言が「多くの中国人の共感を呼んでいる」と米メディアが報じている。新浪が伝えた。

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決勝進出を決めたにもかかわらず、次への意気込みを聞かれると「出し切った!」「もうこれで満足です!」と答えるなど、天然キャラを発揮して一躍ネットアイドルとなった。堅苦しいステレオタイプの受け答えしかしないという中国人選手のイメージを打ちこわし、そのユニークな個性に欧米メディアも注目。ニューヨーク・タイムズ紙もこの話題を取り上げている。

同紙は傅園慧の出現について、中国の「金メダル至上主義」が「変わりつつあることを示している」と指摘。中国社会では長年、銀メダルでさえ「失敗者」と見られ、盲目的な金メダル崇拝が国民の間に根付いていた。しかし、傅園慧はメダルに一切こだわらず、自分の出したベストタイムに大満足し、喜びを爆発させた。現在、彼女が中国で絶大な人気を集めているこの状況について同紙では、「中国人の中では金メダルへの執着が薄れつつあり、アスリートの魂そのものを賞賛することに意識が変わってきたという証しだ」と伝えている。

傅園慧に関するユニークなニュースはまだまだ続いている。13日には4×100mメドレーリレーで決勝進出したが、惜しくも4位に終わった。第一泳者だった傅園慧はインタビューで、「昨日、生理が来ちゃったの」とあっけらかんと発言。さらに会場で携帯電話を紛失したことも明らかになり、しばらくは自撮りの「変顔」を見られなくなる、とネットユーザーを嘆かせている。(翻訳・編集/Mathilda)