クメール美女、高速船、カジノ……シアヌークビルで見たもの

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東南アジアへの旅行といえばビーチリゾート。「教えて!goo」にある「おすすめの海外ビーチリゾート」の質問に対する回答を見てもプーケット、バリ、セブ島などタイ、フィリピンの地名が挙がっている。遺跡探訪のイメージが強いカンボジアだが、タイランド湾に面したシアヌークビルは白砂のビーチに恵まれた瀟洒なリゾート地として知られる。短い滞在で体験した光景を切り取った。

■クメール美人のマッサージ

月明かりの下、ビーチで波の音を聞きながら、ワイングラスを手にクメール美女からフットマッサージを受ける。宿泊したソカ・ビーチリゾート・シアヌークビルで受けたサービスだ。

通常はサンセットに合わせて行われるサービスだが、要望があれば時間帯をずらすことは可能という。紛争で開発が遅れた後発のリゾート地だけに周辺の国々よりも格安で王侯貴族のようなサービスが受けられる。

■定員オーバーお構いなし

沖合約25kmにあるロン島は、カンボジア人だけでなく欧米人にも人気のスポットだ。高速ボートで島に渡るが、通路に折り畳みのパイプ椅子を並べたりと定員などお構いなし。一度にできるだけ多くの乗客を運びたいのだろう。伸び盛りの発展途上国ならではの発想だ。

定員を超す乗客が押し込められた船内は当然のように蒸してくる。出発してしばらくすると、乗員が前方にある狭い甲板への出入り口と、港に接岸したときに使う左右の出入り口を開け始めた。わらわらと数名の物好きが高速移動中なのに外に出て、時折波をかぶりながらはしゃいでいる。

救命胴衣も足りないはずだが誰も目くじら立てることなく、これからのリゾートへの期待感で笑顔を見せている。怖いもの知らずで細かいことにはこだわらない。成長期ならではの活気を分けてもらいたくなった。

■カジノ初体験

カンボジアでカジノは合法化されており、リゾート地には当然のように存在する。カジノは大抵の国で認められており無い方が珍しいくらいだ。

ツアー同行者の中にカジノ研究の第一人者で作家の松井政就氏がいるという幸運に恵まれたので、夕食後に宿泊ホテル近くのカジノに入ってみた。体育館のように天井の高い空間にバカラやルーレットの台や、スロットマシンなどのゲームマシンが並んでいる。時間が遅いため人はまばらだった。

まずはバカラに挑戦。確率2分の1なのにあっという間に持ち合わせていた70$を使い切る。ドリンク無料と聞いて意地汚くビールを何杯もおかわりしたせいで判断が鈍ったのだろう。松井氏は着実にチップを増やしている。

松井氏からは「カジノの思う壺ですよ」と苦言を呈されるが、ディーラーを務める美女との駆け引きなど十分に堪能したつもりだ。そして、松井氏に授かったヒット&アウエー方式ともいえる必勝法は実に興味深いものだった。

しかし、必勝法は合法カジノでのこと。松井氏によると、マンションの一室に設けられた裏カジノでは、胴元によるイカサマが発覚したケースもあるそうで、やはり君子危うきに近寄らずとのこと。

カジノ構想から四半世紀が経過。まだ実現の兆しはない。必勝法を携えてリベンジしたいが、その機会は国内ではなさそうだ。

【カンボジアへのアクセス】
日本から直行する定期便はないものの、ベトナムのハノイ、ホーチミンで乗り換えれば7〜9時間でシェムリアップに到着できる。シアヌークビルは首都プノンペンから南西へ約230km、観光拠点シェムリアップから直行便で約1時間。(取材協力:ベトナム航空)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)