放射性廃棄物貯蔵施設めぐり住民と対話  蔡総統が蘭嶼訪問/台湾

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(台東 15日 中央社)蔡英文総統は15日、台東県の離島、蘭嶼を訪問した。同島にある低レベル放射性廃棄物貯蔵施設のあり方をめぐり、住民らと対話を図った。

蔡総統は今月1日、過去の原住民(先住民)に対する不公平な扱いを政府を代表して謝罪。実際に集落を訪問して交流するなど、原住民を重視する姿勢を打ち出している。現職の総統が蘭嶼で貯蔵施設に関する対話をするのは初めて。

蘭嶼郷役場で開かれた座談会で蔡総統は、貯蔵施設の早期移転を望む声を受け、台湾電力や政府、民間が放射性廃棄物問題を扱うプラットホームを設置することを約束。補償問題についても検討するとした。

また、伝統的家屋に住むタオ族の長老を訪問した際には、「指導者」の意味を持つタオ語の名前が蔡総統に授けられる一幕もあった。

(盧太城/編集:齊藤啓介)