13日、国際仲裁裁判所判決を受けて一気に冷え込んだ中比関係が転機を迎えつつある。写真はマニラ。

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2016年8月13日、RFI中国語版サイトは記事「フィリピン大統領:フィリピンは現在、中国との対話の準備を進めている」を掲載した。国際仲裁裁判所判決を受けて一気に冷え込んだ中比関係が転機を迎えつつある。

13日、大統領特使として香港に派遣されたフィデル・ラモス元大統領はマニラで記者会見を開き、中国の古い友人たちと友好的な交流ができた、「共通の利益」を出発点として、南シナ海で亀裂が入った関係修復を目指すことで合意したと明かした。南シナ海関係については直接議題にしなかったものの、紛争前の状況、すなわち中国、フィリピン、ベトナムの漁民たちが同じ海域で操業する状況に戻れないかと提案したという。

今後の展開についてラモス元大統領は「大統領が決めることだ」と言うに留めたが、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は12日の談話で「ラモス元大統領を信頼しており、対話ムードを作り出せると確信している」と話し、中国との関係修復に積極姿勢を見せている。(翻訳・編集/増田聡太郎)