妊娠中に夫から放たれた「耳を疑う一言」4

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妊娠・出産によって、女性の体は見た目も中身も大きく変化します。日々変化する自分の体に、なによりも本人が戸惑っているはず。それなのに、そんなことも知らない夫から放たれた耳を疑いたくなる一言について聞いてみました。

■その例えはいらない!

・「お相撲さんと言われたことがあります」(32歳/その他/その他)

・「お母さんらしい体型になった、と言われた」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「ムーミンみたいと言われたこと。」(32歳/金融・証券/専門職)

・「出産したのにまだお腹の中に一人入ってるんじゃないか? と言われた。」(25歳/情報・IT/技術職)

やんわりとした表現から、直接的真っ向ストレートに「太った」ということを強調する言葉の例えに、イラッとしたという女性の意見が上がりました。

■やっぱり言われるとショック

・「乳がなくなったと言われた。悲しかった」(38歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「妊娠中からお尻が垂れたねと言われた。」(35歳/医療・福祉/専門職)

・「太ったねとか前の方がよかったとか」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「前よりおなかが出ているといわれて傷ついた」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

胸のたるみやお腹周りの肉厚さは、出産した女性にとって大きな悩みのたね。自分で分かっているけど、改めてそれを男性に指摘されると、こころもしぼんでしまいそうになりますね。

■言われなくてもわかってる!

・「太ったね。やせる努力したらと言われた。」(20歳以下/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「やせないといっしょに歩けないよ、と 」(35歳/医療・福祉/専門職)

・「おなかの肉がぷよぷよになったんじゃない?と言われた。」(35歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

例えて言われる「太った」と同じくらいにイライラ度を上昇させるのが、この類の言葉でしょう。出産の大変さと辛さを、是非男性にも味あわせたくなりますね。

■逆に言われない人も

・「産前の体形と違うことは感じているようだが傷つくことは言われていない。」(38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「授乳中で胸が張っている時は「凄いナイスバディだね」と言われたが、卒乳してからは何もない。逆に何も言われないのもすごく気を使われているなぁと思う。」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)

いたわりからか、はたまた、変化にマイナスイメージを持っていながら敢えて口にしないのか。真意は分かりませんが、体型について何も言われないという女性の意見もありました。

■まとめ

自分の体の事は自分が一番気にしている! と、声を大にして言いたいのはママのほうでしょう。改めてそれをパパに指摘されてショックやイライラを感じる女性の意見が多く寄せられました。
なかには「ちょっとなまけすぎなんじゃないの?」という暴言(?)を吐いてしまったパパも…。これだけの体の変化がありながら、赤ちゃんを出産した女性のキモチ、もう少し考えていたわってほしいですね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年7月22日〜8月2日
調査人数:87人(22歳〜34歳の女性)
※画像はイメージです

(フォルサ/竹林みか)