15日、韓国の朴槿恵大統領は光復節の記念式典で演説し、日韓関係について「歴史を直視する中で、未来志向的な関係を新たに築いていかなければならない」と述べたが、慰安婦問題については触れなかった。写真は韓国の国旗。

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2016年8月15日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は同日、光復節(日本からの解放記念日)の記念式典で演説し、日韓関係について「歴史を直視する中で、未来志向的な関係を新たに築いていかなければならない」と述べたが、慰安婦問題については触れなかった。

朴大統領は演説で、「今の私たちに必要なものは漠然とした期待ではなく、冷徹な現実認識を土台にした先制的で創意的な思考」と強調した。

これに先立ち、日韓外相は12日に電話会談を行い、慰安婦問題をめぐる昨年の合意に基づき、韓国政府が設立した元慰安婦支援財団に日本側が速やかに10億円を拠出することを確認していた。そのため、光復節の記念式典で朴大統領は、慰安婦合意の後続措置に対する評価や今後の見通しについて言及するとみられていた。

これについて、ノーカットニュースは「日韓合意はもちろん、10億円拠出について当事者の元慰安婦らが無効を訴えている状況であるため、話す言葉が見つからなかったとみられる」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「歴代最悪の大統領」
「朴大統領は10億円で慰安婦問題をもみ消したんだ。慰安婦問題に言及できるわけない。ただ、光復節が静かに過ぎることだけを願っているのだろう」

「誰が何と言おうと、朴大統領は自分の話したいことだけを話す」
「こうなると思っていた。歴史を忘れた人が大統領でいてもいいの?」
「韓国初の女性大統領が慰安婦問題をここまで無視するなんて…」

「日韓合意のせいで、安倍首相が今後どんなに歴史を歪曲(わいきょく)しても、韓国はまともに批判もできないのだろう」
「正直、歴代大統領の中で朴大統領ほど慰安婦問題に真剣に取り組んだ人はいないと思う」(翻訳・編集/堂本)