“育てにくい子”がみるみる変わる! 自己肯定感が高まる魔法の「言葉かけ」

写真拡大

自分の子どもに、落ち着きがない、こだわりが強いなど個性的な特徴が見られたら、どう接してあげたらいいのか戸惑いますよね。

その“叱り方”では伝わらない! 子どもの心に響かせる、たった2つのポイント

気にしないようにしていても、ほかの子どもと比べてしまい、落ち込んでしまうというママは多いはず。

そんなとき、子育てそのものに疲れてしまうこともあるでしょう。

しかし、ちょっと視点を変えるだけで楽になる方法があるとしたら、知りたいと思いませんか?

脳科学者の片野晶子先生が、著書『育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(アスコム)内で、その方法をまとめています。

それは、言葉かけ。これでママも楽になるし、子どもを伸びていくのです。以下から、そんな言葉かけのコツをお伝えします。

なぜ「育てにくい」と感じてしまうのか?

まず、子育てに疲れてしまう心理メカニズムから確認していきましょう。

子育てをしていると、我が子に対して「どうしてできないんだろう」と感じてしまうことは多いと思います。

でも、それは「できて当たり前」という目で子どもを見てしまっているから。

片野先生も著書内で、「友だちをつくるのが苦手、落ち着きがない、衝動や何かのこだわりが強いなど、気になるところがあると、つい苦手なところに目が向いてしまいます。いったん苦手なところに目が向くと、親心としては“苦手を克服させたい”と願い、苦手なところばかりを見てしまうものです」

と述べています。

普段、できないことばかり見ていて、できたことは気に留めず流してしまっていませんか?

子育てで疲弊しないためには、ほんの些細なことでもいいので、できたことを見つけて、我が子に「できたね」と伝えることはとても大切なこと。

子どもは親に褒められ、認められることで自信がつき、次のステップを目指して頑張るものです。

一旦視点を変えて、我が子の苦手を見るのをやめてみましょう。それだけで子育てがぐっと楽になります。

子どもの“自己肯定感”を高める言葉かけ

じつは、子育てをしている中で、子どもに対する言葉かけはとても大切で子どもの成長に欠かせないもの。

そのため、できれば子どもの自己肯定感を高められるような言葉かけをしていきたいところです。

でも、誰だって「やろう」と思ってすぐにできるものではありません。

そこで、片野先生はこんな言葉かけのコツをすすめています。最初は以下の2つから、はじめてみてください。

■(1)過去の我が子と比べてほめてあげる

子どもって大人の思い通りに育つとは限らないですよね。

思ってもいない行動を取ることもあるので、親としてはハラハラドキドキすることばかり。他の子と比べてはいけないと思っていても、あれこれ違いが気になるもの。

片野先生は、著書の中で、「比べる相手はどこかの誰かではなく、過去のお子さん自身」と述べています。

例えば、「ほめて育てたいけれど、うちの子はできないことばかりでほめることがない」と感じているママもいるかもしれませんね。

でも、昨日や1週間前、1ヶ月前の我が子と比べてみてください。気づかないうちにできるようになっているはずです。

できないことばかり探していたら、イライラしてしまって、何もいいことはありません。ちょっと視点を変えるだけで、できたがたくさんあることに気づきます。

「昨日よりもちょっとできれば幸せ」が、心が楽になる合言葉です。

ぜひ、できたことに注目して、その喜びをお子さんと共有してみてくださいね。

■(2)目標を少しずつ設定してあげる

子どもが成長し、少しずつできることが増えてくると、目標を設定することも増えてきますよね。

ですが、つい最初は目標を高く設定してしまいがち。

高い目標ばかり立ててしまい、なかなか褒められない環境で育つと、子どもは頑張った自分に対して厳しい評価をしてしまいます。

片野先生も、「そばにいる大人が、目標を細かく設定して、少しずつこなしていくようにアドバイスすれば、だんだんと成長できるようになります」と述べています。無理のない範囲で子どもにあった目標を設定してあげましょう。

例えば、行動が遅い子に対して「ダメ」、「遅い」、「間に合わない」などのマイナスの言葉をかけるのはNG。

まずは、「手伝うから一緒にやってみよう」とママが手伝ってみてください。

一緒にできるようになったら、「ひとりでやってごらん。できなかったら手伝うね」と少しステップをあげてみましょう。小さな“できた”を積み重ねることで、自己肯定感も高まっていきます。

ここでひとつ、ポイントがあります。我が子の行動が遅いことでイライラしてしまうのは、予定が決まっているときですよね。

片野先生は「“身支度にかかる時間”を多めに想定して、逆算しながら、スケジュールを組み立ててあげましょう」とアドバイスしています。

あと10分早く行動を開始するだけで、お出かけ前のイライラが減るはず。これはぜひ試してみてください。

大人も、言葉ひとつで元気になったり自信がついたりするもの。我が子にも、自分自身を好きになるような言葉かけしていきたいですね。

ちなみに『育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』は、子育てをしていて、「少し大変だな」「もう少しうまくできるといいのに」と悩んでいるママにピッタリ。なかなかママ友からは得られないアドバイスが満載で、読むと視野が広がる1冊です。