スバルXV ハイブリッドtS新車情報・購入ガイド
惚れ込んで買え! ファンなら十分に満足できるパフォーマンスと価格【ニュース・トピックス:スバル】

写真拡大

燃費というより、やや走りを重視したXVハイブリッド

 スバルは、モータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)が独自のチューニングや架装を施した「スバルXV ハイブリッドtS」の先行予約を開始した。

 スバルXVハイブリッドtSは、XVハイブリッドをベースに、STIが足回りを専用チューンし、外装・内装にも専用装備を追加したSTIコンプリートカーだ。

 ベースのXVハイブリッドは、2013年に登場した。ガソリン車のXVは2012年にデビュー。XVはデビュー当時、インプレッサXVと呼ばれていたことから、インプレッサの派生車として登場している。XVはインプレッサをベースとして、最低地上高を200个箸靴織ロスオーバー車だ。スバルのもつシンメトリカルAWDと組み合わせられたことで、高い走破性を兼ね備えたモデルだ。こうしたクロスオーバー車は、他社ではFFモデルもあり高い人気を誇っている。FFにすることで価格が安くなり、それほど走破性を求めないライフスタイル重視の顧客に人気だ。販売台数を底上げするには、こうしたFFモデルの存在が重要なのだが、XVにはFFモデルが未だラインアップされていない。これは、AWDにこだわるスバルならではのこだわりだ。

 また、XVはオフローダーとしてのパフォーマンスだけでなく、市街地での使い勝手の良さもアピールする。クロスオーバー車ながら、全高は1,550个僕泙┐蕕譴討い襦これは、都市部に多い立体駐車場の全高制限が1,550个世らだ。都市部で立体駐車場を車庫として使う顧客が、車庫証明が取れないことで購入機会を損失しないようにするための配慮でもある。そんなXVだが、ルーフレールを装備すると、全高は1,550个鯆兇┐討靴泙Δ里巴躇佞必要だ。

 当初、ガソリン車だけだったXVだったが、やや遅れて待望のスバル初となるハイブリッド車が加わった。XVはAWDにこだわったことで、ガソリン車の燃費はエコカー減税にギリギリ対応するのがやっと。売れているクルマは、免税対応車が多かったからだ。

 しかし、XVハイブリッドの燃費は20.4/Lに止まった。これは、スバル初となるハイブリッド車ということもあり、慎重になり過ぎたのか、モーターの出力が小さく、ほとんどEV走行ができない状況だったためだ。EV走行できるのは、かなり限られた条件下だけで、ハイブリッド感があまりなかった。

 ただ、トヨタ車のようなハイブリッド車だと思って買うと少々ガッカリするのだが、ガソリン車と比べるとモーターのアシストが加わるため、なかなか力強い走りが可能となっていた。アクセルを踏んだ瞬間から、モーターのトルクが加わり、アクセル操作に対して瞬時にクルマが反応するので、運転が楽しいクルマに仕上がっている。また、重量バランスやボディ剛性が上がったこともあり、ハンドリング性能なども、より上質なものとなった。ハイブリッド車ということもあり、静粛性も高められている。

 そんなXVハイブリッドだが、微妙なのは力強さ面、燃費面共、やや中途半端感があること。もう少し、どちらかにメリハリの効いた味付けができていれば、さらに面白い。

クロスオーバー車のXVが、STIの手でスポーティに大変身!走りの質だけでなく、内外装のクオリティにも注目 !

 今回新たに投入されたXVハイブリッドtSには、こうしたパワーユニットのチューニングというよりは、足回りや外観・内装の変更が行われている。足回りは、フレキシブルタワーバーはじめSTI独自のパーツ類に加え、専用チューニングダンパー&コイルスプリングや高剛性クランプスティフナーを採用することで、ハンドリング性能と乗り心地を高度に両立。

 エクステリアには、専用装備のフロントスポイラー、サイドアンダースポイラーやルーフエンドスポイラーを装備。クロスオーバー車にエアロパーツを取り付け、独特のスポーティな世界観を表現。そこへ、さらにオレンジのピンストライプを施し、ホイールもオレンジ塗装されている。これは、とにかく目立つ。ラフロードを走るクロスオーバー車というイメージは無く、完全にシティ派クロスオーバー車的ルックスになった。

 同様にインテリアもクロスオーバー車的なテイストは消え、かなり都会的でスポーティな印象にまとめられている。シート表皮には、STIロゴ入りの本革、ウルトラスエード(ブラック)、合成皮革(オレンジ)、トリコット(アイボリー)を組み合わせた。オレンジ色のステッチでカラーコーディネイトすることで、走りへの期待感、所有する喜びを感じさせる仕様となっている。

 その他、きめ細かく色々な部分で専用装備がプラスされていて、より上質感や特別感があるXVハイブリッドに仕上がっている。

XVハイブリッドtSは惚れ込んで買うクルマだ!

 これだけ特別感を出したこともあり、XVハイブリッドtSの価格は3,326,400円となかなか高価なものとなっている。ベース車となっているXVハイブリッド2.0i-Lアイサイトが2,894,400円なので、約43万円ほど高価な設定となった。

 XVハイブリッドと言うクルマのクラス感を考えると、非常に高価な価格だ。同じスバルでは、ターボエンジンを搭載したフォレスターの2.0XTアイサイトが余裕で買えてしまうし、走りの質を求めるのならWRX S4とほぼ同じ価格帯にもなる。また、他社に目を移すと、ひとクラス上のSUVである日産エクストレイルハイブリッドやマツダCX-5のクリーンディーゼル車までもが手に入る価格になる。単に価格という視点で見ると、XVハイブリッドtSはかなり高額なクルマだ。

 ただし、XVハイブリッドに惚れ込んでいる人にとって、XVハイブリッドtSは、かなりお買い得な仕様だ。特別装備されている数々のパーツをアフターパーツの金額をイメージして足しこんでいくと、約43万円では余裕で収まらない。さらに、このtSだけのパーツがほとんどなので特別感もある。そういう視点では、XVハイブリッドtSは、お買い得ともいえる。

 XVハイブリッドtSは、他車と比較して買うクルマというよりは、惚れ込んで買うクルマだ。他車と比較し
て購入を検討するのなら、買わない方がよいだろう。値引きもほぼゼロなので、他車が値引きをすれば尚更割高感が際立ってきて、さらに選択肢は広がるからだ。

スバルXV ハイブリッドtS価格、装備など

■スバルXV ハイブリッドtS価格:3,326,400円

【SUBARU XV HYBRID tSの主要装備】※予定

■ 足回り/メカニズム
・ STI製フロントストラット&コイルスプリング
・ STI製リヤダンパー&コイルスプリング
・ STI製フレキシブルタワーバーフロント
・ STI製フレキシブルドロースティフナーフロント
・ 17インチアルミホイール(オレンジ塗装&切削光輝)
■ 視界
・ HIDロービームランプ(ブルーインナーレンズ、ブラックアイライン)
[ヘッドランプレベライザー(オート)、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー付]
■ 操作性・計器盤・警告灯
・ インパネセンターバイザー(レザー調素材巻)
・ 本革巻セレクトレバー(オレンジステッチ、ダークキャストメタリック加飾)+ピアノブラック調加飾パネル
・ シフトブーツ(オレンジステッチ)
・ 本革巻ステアリングホイール(オレンジステッチ、STIオーナメント、シルバー/ブラック加飾
+ダークキャストメタリック加飾)
・ 左右独立温度調整機能付フルオートエアコン(抗アレルゲンフィルター付)(メッキリング/シルバー
&ピアノブラック調&オレンジベゼル付エアコンダイアル)
・ 高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング
■ シート
・ 専用シート[メイン:ウルトラスエード&本革(ブラック)/サイド:合成皮革(オレンジ)&トリコット(アイボリー)、
オレンジステッチ、STIロゴ型押し、フロントシートヒーター付]
・ 可倒式&上下調整式フロントシートヘッドレスト(オレンジステッチ)
・ リヤシートヘッドレスト(オレンジステッチ)
■ 内装
・ インパネ加飾パネル(ピアノブラック調+ダークキャストメタリック)
・ ドアトリム加飾(アイボリー、オレンジステッチ)
・ ドアアームレスト(オレンジ表皮、オレンジステッチ)
・ パワーウインドゥスイッチパネル(ダークキャストメタリック加飾、メッキ加飾付スイッチ)
・ STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)
・ フロントコンソール(ダークキャストメタリック加飾パネル、レザー調素材巻+オレンジステッチ)
・ スライド機構付コンソールリッド(オレンジステッチ)
■ 外装
・ STI製フロントスポイラー(オレンジピンストライプ)
・ STI製サイドアンダースポイラー(オレンジピンストライプ)
・ フロントフォグランプカバーデカール(STIロゴ入り)
・ ダークメッキ加飾付フロントグリル
・ ブラック電動格納式リモコンドアミラー(LEDサイドターンランプ&ターンインジケーター付)
・ カラードドアハンドル
・ ルーフエンドスポイラー(LEDハイマウントストップランプ内蔵、オレンジピンストライプ※)
・ STIオーナメント(フロント、リヤ)
・ tSオーナメント(リヤ)

スバルXV ハイブリッドtS予定スペック

車名・型式 スバル・DAA-GPE
全長(mm) /全幅(mm) /全高(mm)[参考値] 4,485×1,780×1,550
トレッド[前](mm) / トレッド[後](mm) 1,535/1,540
最低地上高(mm) 200
車両重量(kg) [参考値] 1,530
車両総重量(kg) [参考値] 1,805
エンジン
型式・種類 FB20・水平対向4気筒[BOXER]
2.0ℓ DOHC 16バルブ デュアルAVCS
最高出力[ネット] [ kW(PS)/rpm] 110 (150) / 6,000
最大トルク[ネット] [N・m(kg・m)/rpm] 196 (20.0)/4,200
燃料タンク容量(ℓ) 52
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン

この記事をCORISMで読む→