涼風を感じて…LA上空に現れた「銀の龍」が凄い

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うだるような暑さの中、見た目で涼をとるのもひとつの手でしょう。

連日猛暑が続くアメリカ・ロサンゼルスの広場に出現した巨大なオブジェも、見た目と日陰で人々に涼を提供しています。

ホログラムのようなオブジェ

アーティストのPatrick Shearnさんが製作した「Liquid Shard(流れるかけら)」は、パーシング・スクエア上空に1万5,000平方フィート(約1390平方メートル)の巨大な龍のようなアートが吊るされています。

高さは最も低いところで約4.5m、高いところで35mにもなるそうです。

モノフィラメント(単一繊維)でつながれたぼう大な数のポリエステルフィルムが風によって様々に形を変えホログラムを見ているようです。

3Dコンピュータでデザイン

この作品はパブリック・アートを主催するNOW ART LAの発案で、ShearnさんがAAV Schoolの生徒とともに制作した屋外展示用アート。

3Dコンピュータで吊り方や動きをシミュレーションして作り上げたそうです。

風の存在を感じて

Shearnさんはこの作品について「自然を観察していてひらめいたんだ。ぼくたちは周囲を取り巻くものの表面しか見ていない。スローモーションの動画やハイパースペクトルカメラ(波長情報を取得できるカメラ)の画像を見ると思ってもみなかったものが見えてくることがある」と話しています。

Shearnさんは巨大な作品を多く製作していて、映画「ジュラシックパーク」の恐竜なども製作したそう。

巨大なオブジェは、広場の下から見上げるだけでなく、周囲のビルでは上からの様子も見ることができるなど様々な側面から眺められます。

「肌で空気の動きを感じることはあっても、大きな動きは見る機会がないよね」とShearnさん。

このオブジェのゆっくりとした動きで風の存在を感じてほしいそうです。