火星といえば、赤くて荒涼とした大地…それも事実なのですが、この赤い惑星の魅力はそれだけではありません。NASAは新たに火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」から撮影した1,000枚以上の火星の写真を公開しました。
 
今回の写真は、2006年に火星に到達したMROが撮影したものです。撮影には同探査機の高解像度カメラ「HiRISE」を利用。同カメラは火星上空を周回するMROから、砂丘やクレーター、山、氷帽などを毎月大量に撮影していました。そして地球へと送り返されてきた画像から、同惑星は思っていたよりも色彩に富んでいたことがわかったのです。
 

 
今年の5月には地球を挟んで太陽と火星がちょうど反対の位置(火星が地球に接近)にありました。また同月は太陽が火星の北極から南極までをきれいに照らしだしたことで、このような美しい画像の撮影に成功したのです。
 
さらに今回の画像はNASAの将来の火星探査の際に、探査機がどの地点に着陸するかを決めるのにも役立ちます。以下に今回公開された画像の一部を掲載しますが、どれもこれまでの火星のイメージとは異なる、不思議な色合いと地形となっていますね。また、こちらのページではより多くの画像を閲覧することができます。
 
以前には、火星大気が太陽風によって何十億年もかけて少しずつ剥ぎ取られていたことを解き明かしたMRO。今後も新たな火星の姿を私たちに教えてくれることでしょう。
 



 

 

 

 

 
Image Credit: NASA
■NASA’s stunning new photos of Mars’ surface show ‘Red Planet’ isn’t so red after all
http://www.mirror.co.uk/science/nasas-stunning-new-mars-photos-8609539?utm_source=rss&utm_medium=rss