日本と異なり、中国の建設工事にかかる時間は非常に短い。道路工事にしてもビルの建設にしても、日本より遥かに短い期間で完成させてしまう。例えば、立体交差点を建設する場合、日本ならば年単位の期間が必要となるであろうが、中国では数カ月で完成させてしまう場合もある。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本と異なり、中国の建設工事にかかる時間は非常に短い。道路工事にしてもビルの建設にしても、日本より遥かに短い期間で完成させてしまう。例えば、立体交差点を建設する場合、日本ならば年単位の期間が必要となるであろうが、中国では数カ月で完成させてしまう場合もある。

 あまりにも短すぎる工事期間は人を不安にするものだが、中国メディアの微頭条はこのほど、日本の建築工事の様子を視察した中国人の感想を紹介する記事を掲載し、「日本の建設工事は中国と違っていた」と伝えている。

 記事が紹介している建築工事はビルではなく、一戸建ての住宅を建てる様子だ。それでも中国の建築工事とは異なる点が数多く存在したようで、複数の写真とともに日本の住宅建設を紹介。「日本の建築工事は効率が高く、エコで環境にやさしかった」と伝えたうえで、中国と大きく違う点は「日本の工事現場にはあまり作業員がいなかった」ことを挙げている。

 中国人が日本の工事現場を見て、「あまり作業員がいなかった」との感想を抱いたということは、中国の工事現場にはたくさんの作業員がいるということだ。つまり、中国は人海戦術によって工事を行い、人海戦術があるからこそ迅速な工事が可能ということなのだろう。

 速度が速いことは決して悪いことではないが、建物を建設するうえで重視すべきはやはり安全性であるはずだ。高速鉄道においても、中国は建設工事の速度を強みの1つとして強調するが、安全性はあまり強調しない傾向にある。人命よりも「速度」を重視しがちなのは中国ならではと言えるかも知れない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)