どんぶり1杯に料理人が魂を込めて作り上げるひとつの調和した世界は、まさに小宇宙。食通のタレント、文化人、料理人たちの欲を満たす究極の狄笋渓"だけにさすがのラインアップ!時代を牽引するアノ人が推す究極の1杯をご紹介します!



意外なペアリングのさっぱり感がシメに最高!撮影時の出汁は、スジアラという魚からとったもの。季節により、出汁に使用する魚は違うのだとか

斬新な手法で広告業界に新風を吹き込む博報堂ケトルを牽引。雑誌「ケトル」の編集長も務める。「本屋大賞」の立ち上げにも携わり、現在は本屋大賞実行委員会理事
『ワイン&マスタード A』の「マスタードヌードル 本日の出汁で」

新宿三丁目/ワインバー


麺はカッペリーニ(極細のパスタ)、スープは季節の魚から取った出汁がベース、そしてトッピングはタスマニア産粒マスタードのみというシンプルな一品。

東京カレンダーでもおなじみの、銀座の人気中華店『レンゲ』の西岡英俊シェフが関わる、ワインとマスタードに特化した店が供する麺は、「非常にシンプルなのにクセになる。優しい出汁にマスタードの酸味がピリッと効いている」、忘れられない味なのだそう。

「細いパスタとスープがよく絡むんです。さっぱりしてるので〆にも打ってつけ!」と嶋さん。




五右衛門釜で炊き上げる本格豚骨スープの定番麺!同点の定番「らぁめん」は¥700。自家製チャーシューと青ネギ、メンマがデフォルト。卓上の紅生姜はお好みでトッピングして食べよう

フランス語で“深海・奥深いもの”を意味するフレンチ店『アビス』シェフ。店名から連想されるように、魚料理に特化したフレンチの新境地を開く。注目の若手実力派料理人だ
『博多麺房 赤のれん』の「らぁめん」

西麻布/ラーメン


「あっさりした豚骨スープに絡まる細麺の食感は、安定感抜群」と目黒シェフが推すのは豚骨ラーメン。

本場福岡の『赤のれん』から、先代の店主がのれん分けしてオープンした1978年から、東京で独自進化して今に至っている。五右衛門釜で1日半炊き上げるスープは、コクはあるがあっさりしている。「店終わりに寄るときは、水餃子¥320をするのが定番です」




1958年の創業時からあるメニュー。ランチメニューに「とりそば」 を追加してシェアする人もいるほど人気

2008年「切羽へ」で直木賞。ほか著書多数。最新刊は短編集「赤へ」(祥伝社)。"死"を巡ってあぶり出される人間の“ほんとう”を描いた小説10編を収録
『香妃園』の「特製とり煮込そば」

六本木/中華


六本木の深夜メシの大定番、香妃園。なかでも「とりそば」は人気だ。「文学賞のパーティーのあとなど、誰かが突然思い出して食べに行きます」という話も、業界関係者に「とりそば」好きが多い証拠だろう。

鶏ガラからとった白湯と清湯を合わせたコクのあるスープに、卵白を練り込んだ特製麺がよく絡む。「青く浮かぶ"しんとり菜"も程よいアクセント!」




昔ながらのあっさり味が長く愛せる秘訣。創業当時から人気で「葱そば」として愛されている。価格は¥2,000

NYを拠点として活躍する凄腕の移植外科医。TVドラマ「ドクターX」のモデル。現在、TOKYO FM「ENGLISH JUKEBOX」火曜21:15〜21:40レギュラー出演中。フジテレビ「とくダネ!」コメンテーター不定期出演中。
『中国料理 花梨』の「葱とチャーシューの細切りつゆそば」

溜池山王/中華


「テレビ朝日がアークヒルズにあった頃に、知り合いのコメンテーターとよくランチをしたのがこの店です。このそばとあんかけチャーハンをシェアして食べるのがお約束の組み合わせでした」

ホテルの中華らしく、質のいい食材を使用しあっさりしながらコクのある上品な味わい。細切りの葱とチャーシューが中細の麺に絡み、口の中で旨味が広がる。

「飾らないシンプルな味が、長く愛せる秘訣かな」と、加藤さん。今も時折訪れることもあるそう。


ミシュランガイドにも掲載された学芸大のラーメン店が登場!



半玉の碗に仕込まれためくるめく四川ワールド。ディナーは¥8,000(税別)と¥10,000(税別)〜のコースの2種類。味のベストバランスを追求した結果、この量に落ち着いたそう

「ITとメティアで暮らしを彩る」を掲げ、高感度なWEB・スマホ制作、システム構築、メディア制作、コンテンツマーケティングを行うクリエイティブエージェンシーを統括
『蜀郷香』の「汁なし担々麺」

新宿舟町/中華


銀座の四川料理の名店『趙楊』で腕を磨いたシェフが独立開業したコースお店。コースのトリを飾るのがこの麺だ。その量、半玉と少なく思えるが、さにあらず。

「シェフからは30回混ぜて、と言われて期待感を煽られつつ。待望のひと口を食べると山椒のしびれと唐辛子の辛さ、油の香ばしさなどが絶妙に混ざり合って口の中に広がる。今では病み付きです!」と、酒井さんも本場四川の味に脱帽しきりなのだ。




ミシュラン ビブグルマンに選出された実力派

ロアークという架空の人物を追い、世界中を旅しながら物語とともにウェアを作るというライフスタイルブランド『ロアーク・リバイバル』を日本に上陸させた立役者
『麺処 びぎ屋』の「ゆず白醤油ラーメン」

学芸大学/ラーメン


大山鷄のガラやモミジ、宗田節、サバ節など、10種類を超える厳選素材の旨味を引き出したスープ。またスープの根幹をなすのは小麦由来の白醤油。これをスープに使用することで、まろやかさを醸し出している。

これに合わせるのは、国産小麦の特注麺。この2つが織りなす繊細なバランスは、ミシュラン ビブグルマンにも選出されたほど「透き通ったスープにゆずの風味がパンチ力十分。素材の旨味が引き立て合っていて本当にうまい!」と少なくとも月2回は通うと斉藤さん。




夏にこそ食べたいキンキンの冷麺。北朝鮮の都市、咸興(ハムフン)の流儀で作る「水冷麺」。この麺はさつまいもの粉にそば粉もブレンド

ホフディランのボーカル&キーボード。本誌連載「“英世”なる食卓」でもグルメ力を発揮。『カレー粉・スパイスではじめる旨い!家カレー』も上梓!
『チョンギワ 新館』の「水冷麺」

赤坂/韓国料理


「暑い夏、キンキンに冷えたビールと同じくキンキンに冷えた冷麺が最高!」と小宮山さんは語る。

氷をスープに浮かべつつも脂が浮かずに澄み渡る冷麺は珍しい。牛骨に、ネギや大根、漢方素材を入れて煮出したスープはクリアにして味わいに奥行きがある。

「さつまいも粉を使った咸興式で、極細なのにコシが強い。途中から酢とカラシを足すとさらに美味しくなる」。これからの季節に重宝しそうな麺といえよう。