「いつも同じ浴衣で飽きてきちゃった……」そんな女性におすすめなのが、ストールやスカーフを使用した帯アレンジ。簡単なのに帯が一気に華やかになり、浴衣姿が新鮮になりますよ!

今回は、アンティーク着物を中心としたスタイリングで非日常を演出する『蕾写真館』所属の着物スタイリストであり、芸能人の着物スタイリングも行う福智知子さんにうかがった、ストールやスカーフを使用した帯アレンジを2つご紹介します。

■クローゼットにあるストールやスカーフが帯アレンジに使える!

実は手持ちのストールやスカーフが、帯アレンジに使えます。どのようなストールでもアレンジ可能ですが、以下のような特徴を持つものは、より帯アレンジにおすすめです。

<ストール>

あまり分厚過ぎない、春や秋に使用するような軽めの素材のものがおすすめ。長めのものの方が使いやすいです。落ち着いた色味、シックな柄のものは浴衣にマッチしやすいです。逆に、パステルカラーやビビッドカラー、レース素材、キラキラのラメが目立つものは子供っぽく見えるので避けた方が無難です。

<スカーフ>

スカーフはどのような色や柄のものでもOK。スカーフを使用する帯アレンジでは、スカーフをチョイ見せするポイント使いをするため、華やかな色や柄のものであっても、見える面積が小さいため、丁度良い挿し色になってくれます。

では、これらのストールやスカーフを使用した帯アレンジをご紹介します。

■ストール使いで帯をモダンで華やかにアレンジ!

いつもの帯にストールをプラスするだけで、見た目にも華やかでオシャレな仕上がりになります。柄物のストールを使うとモダンな雰囲気に、無地のストールを使うとシンプルながらもニュアンスがプラスされます。

(1)まず体の前で帯を結びます。結び方は“みやこ結び”や“リボン返し” などがおすすめです。帯結びは、過去記事「蝶結びはチョット…”30代がやると正直キツイ“浴衣の帯結び3選」を参考にしてみてください。

その後、ストールを背中に通します。

(2)ストールを、帯のかぶさっている部分の下を通し、蝶結びをします。

(3)蝶結びをしたストールの先を、結び目の下をくぐらせて上に出します。片方だけでOKです。

(4)帯を上から被せ、ストールで作った蝶結びが半分程度見えるように調整したら完成です。あとは通常通り、帯を後ろにまわして終了です。

■鮮やかスカーフが斬新な浴衣の挿し色に!

今年の春、ファッションアイテムとして流行したスカーフ。そんな旬アイテムであるスカーフは、浴衣の挿し色としてもピッタリです。スカーフを使用するときは、柄が激しい浴衣より、シンプルな浴衣の方がおすすめです。

(1)まず体の前で帯を結びます。結び方は何でもOKです。帯の下や内側にスカーフを通しておきます。その後、帯を後ろに回します。

(2)スカーフの両端を体の前で結びます。二重に結んでおくのがおすすめです。

(3)結んだ先を帯の中に入れ、帯から見えるスカーフの面積を調整します。チラッと見える程度が理想です。これで完成です!

このように、手持ちのストールやスカーフが帯アレンジに使えます。どちらも簡単にできるので、是非試してみてください。

【取材協力】

※ 福智知子・・・キモノスタイリスト。1981年6月和歌山生まれ。京都で着物修行を積み、東京でアンティーク着物に囲まれて働く。2013年『蕾写真館』を立ち上げ、着物スタイリング全般を手がける。独特の色使いに定評がある。フリーの着付師、きものアドバイザーとしても活動中。(HP、Instagram)