▽明治安田生命J2リーグ第29節の東京ヴェルディvs横浜FCが、14日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの横浜FCが2-0で勝利した。

▽15位の東京Vと12位の横浜FCが対峙した中位対決。前節、今季最多の4ゴールを奪い、ツエーゲン金沢に快勝した東京Vは、その試合と同じスタメンを起用。対して首位の北海道コンサドーレ札幌を破るなど、3連勝中で6試合負けなしの横浜FCは、こちらも前節からメンバー変更を行わず。

▽中2日と過密日程の中でスタートした一戦は、立ち上がりから連戦の疲れを感じさせない東京Vが、2トップの北脇と杉本の果敢なハイプレスを合図に、攻守にアグレッシブなプレーを展開。再三ゴールに迫る場面を見せるホームチームは、25分過ぎに左CKの流れから安西のシュートに反応したゴール前の杉本がコースを変えてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。

▽その後も31分に中後、40分に船山が枠を捉えた強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、GK南の好守に阻まれ、あと一歩でゴールをこじ開けられない。

▽一方、30分過ぎにDF西河が接触プレーで頭から流血するアクシデントに見舞われるなど、相手の勢いに押される横浜FC。GK南の好守で何とかピンチを凌ぐと、回数こそ少ないもののイバにボールが収まる場面ではきっちりフィニッシュまで持ち込む。だが、33分の野崎、43分のイバ、ハーフタイム直前に大久保がいずれもボックス内で放ったシュートは、GK鈴木の好守などもあり、こちらもゴールに結び付かない。

▽ゴールレスで迎えた後半もアグレッシブに攻める東京Vに対して、存在感を放つイバを起点に攻める横浜FCという構図が続く。58分には東京Vが杉本を下げてアラン・ピニェイロ、横浜FCがFWの大久保を下げて、DF永田をピッチに送り込む。

▽するとこの選手交代で流れに変化が生まれた試合は、65分過ぎに動く。66分、野村のスルーパスに反応したイバが高い最終ライン裏に抜け出してボックス内に侵入。冷静にDFをかわしたイバはGKのポジションを冷静に見極め、トゥーキックでゴールを破った。

▽押し気味に試合を進めながら先手を奪われた東京Vは、73分に切り札の二川、85分に高木大を投入し、反撃を試みる。サイドを深くえぐるアランのクロスや二川のパスを起点に高木大や安西がゴールに迫るが、いずれのチャンスも決め切れない。

▽一方、試合終盤に入って足を攣ったイバや野崎ら前線の選手を下げた横浜FCは、5バック気味な守備的布陣で逃げ切りを図る。すると、試合終了間際には前がかりな相手をひっくり返して途中出場の永田が、ダメ押しの2点目を奪う。この直後に試合はタイムアップを迎え、敵地で競り勝った横浜FCがリーグ4連勝を飾った。