緑色になったリオ五輪のプールから「おなら」の臭い

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リオオリンピックのプールが「緑色」になった原因は、水のpHバランスの悪化によって藻類が発生したことだと考えられている。それは塩素の殺菌力の低下も意味する。水質が悪くなったプールからはいま、悪臭が漂っているという。

Ermmm…what happened?! pic.twitter.com/pdta7EpP2k

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- Tom Daley (@TomDaley1994) August 9, 2016

リオデジャネイロ五輪会場のプールが一夜にして緑色に変わった(日本語版記事)件で、地元組織委員会の広報マリオ・アンドラーダは8月10日(現地時間)、「プールの水は、本日中に元の青色に戻るはずだ」と記者団に語った

だが、そうはならなかった。それどころか、隣にある水球とシンクロナイズド・スイミング用のプールも緑色になり始めたという報道が流れた。

委員会はその原因として、プールの水処理用に使われる化学薬品切れや藻類の発生、プール使用者が多すぎたこと、pHバランスの悪化について検討している。

主催者側が、プールのpH調整に使用される塩酸などの化学薬品を切らしたというのは、ありうる話だ。プールのpHは通常、pH7前後に保たれており、それよりも高くなるとアルカリ性になる。アルカリ性に傾くと、塩素の殺菌力が落ち、藻類が入り込む恐れがある。

また、塩素の殺菌力が低下することは、ウイルスや細菌の繁殖にもつながる。当局は12日にプールを一旦閉鎖して水を浄化したが、ドイツの飛び込み選手は「建物全体がおならのような臭いがする」と話しているという。

The Olympic diving pool has been closed again because of water quality issues…a German diver says "the whole building smells like a fart"

- Tom Steinfort (@tomsteinfort) 2016年8月12日

「The Today Show」の記者トム・ステインフォートのツイート。「オリンピックのプールは水質の問題で再び閉鎖された。ドイツの選手は『建物全体がおならのような臭いがする』と語っている」

不気味なプールのほかにも、リオ五輪では、野外のウォータースポーツ会場の水質汚染が懸念されている(日本語版記事)。オリンピック会場の海は「巨大なトイレ」と呼ばれるほど汚染がひどいのだ。

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