12日、英BBCは、元従軍慰安婦への支援をめぐり日韓両政府が新たな合意を得たと報じた。日本は韓国財団に10億円を拠出するが、少女像の撤去を前提条件にしないという。写真はソウルの日本大使館前にある慰安婦少女像。

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2016年8月13日、環球網によると、英BBCは12日、元従軍慰安婦への支援をめぐり日韓両政府が新たな合意を得たと報じた。

岸田文雄外相と韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が電話で会談した。岸田外相は、韓国が設立した「和解・癒やし財団」への援助は「治療費」の名目で拠出することにすると話した。元慰安婦支援を目的とするこの財団に、日本は10億円を拠出するが、ソウルの日本大使館前にある慰安婦少女像の撤去は前提条件にしないことになったという。

両外相は電話会談で、韓国側が引き続き問題解決に努力することを確認した。北朝鮮問題や日中韓3カ国の協力関係についても意見が交わされた。岸田外相は会談後の記者会見で、「日韓、日米韓が緊密に協力していくことは非常に重要」と話した。慰安婦支援のために10億円を拠出することでは合意していたが、日本側は少女像の撤去を前提条件としていた。

従軍慰安婦問題の合意をめぐり、日韓両政府は9日、ソウルで外務省局長協議を行い、韓国側が7月末に設立した財団の活動内容などについて最終調整を行っていた。(翻訳・編集/岡田)