日本人の生活に密着する存在となったコンビニエンスストアは日本で発展を遂げた商業形態と言えるだろう。日本のコンビニチェーンは今や中国をはじめとする各国に進出しており、進出先でも人びとの暮らしを豊かで便利なものにしている。

 コンビニエンスストアは中国語で「便利店」と呼ばれるが、これはコンビニエンスストアという言葉をそのまま中国語の漢字に当てはめたものだ。中国メディアの界面はこのほど、日本のコンビニは「単に便利なだけではなかった」と伝える記事を掲載した。

 記事は、日本のコンビニの独特な点は「弁当やおにぎりなど日本独自の食べ物」を提供しているだけでなく、公共料金を支払うことが出来たり、チケットを購入したり、文書をコピーしたりなど、さまざまなサービスを提供する「その地域のコミュニティの中心的存在」ということだと指摘した。

 さらに、日本のコンビニは高齢者の生活を支える存在となっていることを指摘し、食品や生活用品の配達のみならず、高齢者が多く住む住宅に店舗を開設するなど、高齢化が進む日本においてもはやなくてはならない存在になっていることを伝えた。

 中国にも日本のコンビニチェーンは進出しており、都市部では見慣れた店舗を見かけることは多い。だが、販売している商品は日本のコンビニと大きく異なり、あくまでも現地のニーズに応じた品揃えとなっている。記事が指摘しているとおり、日本のコンビニは高齢者を支える存在になっているということは、それが高齢化が進む日本の社会におけるニーズだということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)