朝寝起きが悪い、いつも頭がボーっとしてなんかだるい――と感じていませんか? それは夏バテだけが原因でもないようです。全身に酸素や栄養素を巡らす血行が滞っていると、体の各器官の働きも鈍り、だるさを感じるようになります。元気を出すためには、まずは血行をよくすることが大切と言えます。
今回は血行をよくするための具体的ヒントを集めてみました。だるくてなにごとにも集中力が発揮できない、やる気が起こらないという人は、まず以下のことを試してみましょう。

1: 糖分をとりすぎないようにする

だるくて疲労感があるから甘いものを食べる、というのが習慣となっていないでしょうか? でも糖分のとりすぎはインシュリンの分泌量を増やします。その結果、血液がかえって濃くなり、酸素供給も減り、スムーズに流れにくくなってしまうのです。
だるいからと言って、甘いものをたくさん食べようとするのはかえって逆効果、糖分のとりすぎに気をつけましょう。

2: アクティブに体を動かす

手っとり早く血行を促進するには、とにかく体をアクティブに動かすこと! 走ったり、歩いたりして体を動かすほど、血行もよくなり、高血圧・糖尿病・心臓病などのリスクも低下します。
とはいえ、わざわざエクササイズする時間もとれない! という人には、縄跳びやダンスがおすすめ。1曲アップテンポなものに合わせて、とんだりはねたりするだけでもぜんぜん違います。
エクササイズで血行がよくなると、性欲アップにつながるという思わぬボーナスも……。

3: 1杯のコーヒーやお茶でリフレッシュ!

意識をシャキッとさせるためにコーヒーやお茶が欠かせないという方も多いと思います。これらの飲みものに含まれる抗酸化物質は、血液の循環系にある細胞の機能を高める働きがあるので、血行促進にも効果的。1杯のコーヒーに含まれるカフェインには、血行を75分間にわたり30%もアップする効果が認められているほど。
ですから朝のコーヒーやお茶は、1日を元気にスタートするためにも欠かさないようにしましょう。

4: お魚をもっと食べるようにする

脂身のあるお魚はオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていることで有名ですが、このオメガ3脂肪酸が血行促進におおいに役立ってくれます。血管を広げたり、血液凝固を予防することで血液がスムーズに体内に巡るのを助けてくれるのです。
その働きは大きく、オメガ3脂肪酸を含む魚油には脳卒中、心臓病などのリスクをさげる効果もあることが知られています。マグロ・イワシ・鮭といった魚に豊富に含まれているので、よく食べるように心がけましょう。

5: マッサージを受けて、血行を促進

リラックスしたくてマッサージを受けるという人も多いと思いますが、血行をよくするという健康メリットにも見逃せないものがあります。マッサージには筋肉や組織のコリやつまりをほぐし、血液がより効率的に流れていくのを助けるという効果もあるのです。
定期的にマッサージを受けることで、免疫力を強化できるという指摘もされています。

6: 正しい姿勢で、より深く呼吸をするように意識する

じつはストレスも血行を悪くしてしまう要因のひとつ。ストレスで緊張状態になると、首や肩に力が入り、血行を妨げてしまうのです。さらにストレスを感じると、血液を固まらせる作用のあるフィブリノゲンという物質が体内で分泌され、血液の流れをスローダウンさせてしまうことに……。
こうしたストレスによる悪影響を打ち消すためには、ぐっと背筋を伸ばして姿勢を正し、より深く呼吸をすること。ゆっくりと深呼吸して、肺の隅々にまで空気が入っていくことを意識してみましょう。そうすれば体内により多くの酸素がとり入れられ、血液に入って運ばれていき、血行もはるかによくなっていきます。

いかがですか? 「なんだか意識がすっきりしない」「疲労感が溜まっている」という方は、ぜひ上記のヒントを試みて、血行をよくすることを意識してください。
もちろん栄養バランスのとれた食事とじゅうぶんな睡眠もお忘れなく! 毎日すっきりと冴えわたった気分で過ごせるといいですね。

▽ 参考雑誌(海外雑誌):『Good Health』 Aug