■連載/ペットゥモロー通信

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猫がすやすやと寝ている姿に癒される人は多いことでしょう。ただ、最近うちの猫、やたらと大きないびきをかいている……という場合は要注意。寝息とは思えないような大きないびきや、歳を重ねていびきをかくようになったという場合は病気のサインかも。いびきで発見できる病気をまとめてみました。

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猫のいびきは鼻腔内が狭くなることで発生することが多いです。肥満やアレルギーなどで気道が狭くなっている場合や鼻腔内に異物や腫瘍などがあると、いびきをかきやすい状態になるそう。

元々、他の猫よりも鼻腔内が狭い鼻ぺちゃさんの、スコティッシュフォールド、ペルシャやヒマラヤン、エキゾチックショートヘアなどの短頭種は猫の鼻腔狭窄(びくうきょうさく)になりやすいといわれているので、注意が必要です。鼻腔狭窄になったときの症状はいびきのほかに、鼻の穴が狭まっている、鼻水を飛ばす、口呼吸をするなどがあるので、普段の行動に変化がないか見守り、変化を感じたら、病院などに相談することが大切です。

そのほか、いびきで疑われる病気は様々。

◆感染症による鼻炎
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、クラミジアなどの「猫風邪」と呼ばれる感染症から、鼻の粘膜が炎症を起こし鼻炎となるケースがあります。

◆軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)
猫の口の中の上あごの奥にある膜状の組織を軟口蓋(なんこうがい)と呼びます。これが生まれつき長いと呼吸をするたびに振動が起きるのでいびきにつながることもあります。症状が重くなると、呼吸も苦しくなり、切除手術が必要なケースも。

◆鼻腔内腫瘍
鼻腔内に腫瘍ができると鼻水やくしゃみなどの症状に加え、いびきもかくようになることも。今まではいびきをかいたことなどなかったのに、急にいびきをかきはじめた場合は一度、動物病院に相談してみましょう。

◆心筋症
心臓の筋肉が分厚くなる肥大型心筋症は、猫の心筋症の中でもポピュラーな病気です。心臓が肥大すると、気管や気管支を圧迫し、その結果いびきをかくこともあるそうです。

多少のいびきなら大丈夫ですが、大きないびきや呼吸にいびきのような雑音が混ざる場合は要注意。心筋症などは初期症状がわかりにくく、症状が進んでしまってから発見される場合も多いので、小さな変化を見逃さないようにしたいものです。

文/佐藤玲美

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