12日、新浪体育によると、リオデジャネイロ五輪の体操女子団体でフランスの解説者が日本選手に対して発した言葉が「人種差別だ」との批判を受けている。資料写真。

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2016年8月12日、新浪体育によると、リオデジャネイロ五輪の体操女子団体でフランスの解説者が日本選手に対して発した言葉が「人種差別だ」との批判を受けている。

仏国営のフランス2で解説を務めたトマ・ブーアイ氏は、日本の女子選手が4位入賞を果たして飛び跳ねている姿を見て、「まるでアニメを見ているよう。ピカチュウみたいだ」とコメントした。

ところが、意外なことにこの発言が「人種差別ではないか」と問題視される。SNSで批判が高まったほか、メディア監督機関にも苦情が寄せられた。ピカチュウが黄色であることから、黄色人種への差別と取られた可能性があるという。

ブーアイ氏は、「私の発言が誤解を招き、誰かを傷つけたのなら謝罪する。日本女子チームにも謝罪したい」とし、「伝わっている内容は私の意図するものではない。私は人種差別の意図は一切なかった。日本には何度も訪れているし、日本チームと一緒に練習したこともある。彼らとの関係は良好だし、リスペクトしている」などと説明した。

一方、日本のネットユーザーも人種差別とはとらえていないようで、「かわいいと思ったからそう言ったんだろう」「ぴょんぴょん飛び跳ねてる様子は確かにピカチュウみたいだった」「悪意はないと思う」「たぶん良い意味で言ったんでしょ。深く考える必要はない」といった意見が多い。

これを受け、中国のネットユーザーからは、「ピカチュウが人種差別なんて意味わからん」「ピカチュウと言えばまず『かわいい』だろ。白人の考え方は理解できん」「日本にすごく友好的なコメントだと思うけど」といったコメントが寄せられた。

このほか、「これこそまさに寛容。仁川アジア大会で孫楊(スン・ヤン)が日本の国歌を『聞き苦しい』と言った時には、日本の選手たちはみんな孫楊個人の発言だとして問題視しなかったし、萩野は理解を示した。一方、ホートン(豪州)が孫楊をちょっと皮肉っただけで、中国人は狂ったように批判している。この差は大きい」「小さいはずの日本の方が、大国の度量があるな」「日本人の心理状態は中国人よりずっと良好。自信がないからこそ、他人の批判や皮肉に過剰に反応する」「真の文明人は、寛容で客観的で自分の欠点を笑い飛ばすことができる。たとえるなら日本人や英国人がそうだ。非文明人はハリネズミのようなものだ。互いに傷付け合い、刺されれば大きな声をあげるが、本当に危険な時には声を潜める。たとえるなら韓国人や……などなど」といった、日本と中国を比較するコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/北田)