ドラえもんのひみつ道具を中川政七商店が作るとこうなります!

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日本の工芸をベースにした生活雑貨を手掛ける「中川政七商店」では、2016 年 8 月17日より企画展「これからをつくろう1716→2016→2116」を開催します。

この企画展の中で、漫画『ドラえもん』で描かれる 22 世紀の未来において、“日本の工芸がドラえもんのひみつ道具をつくっていますように”という願いを込めたコラボレーション商品を販売します。

なぜこのコラボが誕生したのか。中川政七商店の企画担当、河井靖子さんに伺いました。

100年後も日本の工芸が暮らしの道具=ひみつ道具を作っている!

「今から100年後はちょうど、ドラえもんの誕生する時代です。そしてドラえもんは、ひみつ道具を“未来デパート”で買い付けています。つまり、ドラえもんのひみつ道具は、未来では百貨店で売られている“暮らしの道具”なのでは!と思ったんです」(河井さん)

中川政七商店の創業は1716年。今年は300年周年の記念イヤー。同社が掲げている<日本の工芸を元気にする!>というビジョンから「工芸が元気な未来ってどんな姿だろう?」と考え、そして「100年後の未来にも、工芸が暮らしの道具を作っている」ことだと結論づけたことから、このコラボが誕生したそうです。

ドラえもんとコラボすることで「100年後も日本の工芸が、技と知恵を駆使して、元気に“暮らしの道具”を作り続けている」というメッセージを発信しています。

今回は15種類20アイテム発売されるなかで、キーアイテムとして位置づけられているのがこちらの3つ。

 

連載当時の縄手を再現「のび太くんのメガネ」(4万8600円)

「“工芸の技と知恵の結集”したものにするため、歴史と背景のある福井県鯖江市で作りました。苦労したのは<のび太くんの>という根拠。苦心の末、ドラえもんの連載当時に主流だった縄手という製造手法にたどり着き、メガネに関する資料を取りまとめた組織と交流する製造元に依頼。技術が再現できる工房を調整いただき、商品化が実現しました」(河井さん)

眼鏡は桐箱入り

 

「ドラえもんの刺繍が入ったシリーズ」(864〜3456円)

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中川政七商店の人気商品「鹿の家族」シリーズを踏襲したもので、タケコプターをつけたドラえもんが刺繍されています。

「<ドラえもん=未来>を想起させるように“未来へ向かって飛び立つドラえもんの後姿”を刺繍しました。シンプルな構図、かつ、多くを語らずとも未来を感じさせる図案の開発に苦労しました」(河合さん)

20160813_nakagawa06 各アイテム入っているドラえもんの刺繍

 

お弁当の時間を巻き戻す!?「お弁当のためのタイムふろしき」3240円

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今回発売の商品の中で、原作漫画からそのまま出てきた唯一の「ひみつ道具」商品です。

「いかに<タイムふろしき>の機能を再現できるか、と考え「お弁当の時間を巻き戻す≒劣化をとめる」ための保冷材をしのばせる工夫を思いつきました。構造はポケットをつけるだけのシンプルなものですが、現代でも使いやすく、きっと暮らしの道具としてお役に立てると思います」(河合さん)

 

このほか、中川政七商店の人気商品「ドラえもんふきん」のタオル版「ドラえもん蚊帳タオル」(1296円)など、今回の企画展限定アイテムがたくさん登場しています。

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企画展は全国の中川政七商店直営店・公式オンラインショップで8月17日より開催です。

中川政七商店 >> http://www.yu-nakagawa.co.jp/

 

(取材・文/北本祐子)