12日、フィリピン人数十人が12日、日本大使館前で慰安婦問題のデモを行った。被害者への謝罪と賠償を要求している。写真はマニラ。

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2016年8月12日、新華網によると、フィリピン人数十人が12日、日本に対するデモを行った。フィリピンの日本大使館前で、日本における軍国主義的風潮の台頭に抗議するとともに、第2次世界大戦中の慰安婦強制連行について、被害者への謝罪と賠償を要求している。

デモを行ったのは、「フィリピン婦女連盟」のメンバーで、存命中の慰安婦被害者3人も参加した。すでに亡くなった慰安婦被害者の写真を手に、「日本は謝罪せよ」などのプラカードを掲げ、旧日本軍が第2次大戦中に行った犯罪行為を非難した。

フィリピン婦女連盟の責任者は、「被害者は高齢で、活動に残された時間は多くない」とするとともに、12日に抗議デモを行った理由について、「岸田文雄外相がフィリピンを訪問中だが、両国政府の代表が故意に慰安婦問題を取り上げない恐れがあるためだ」と話している。

また、「日本がフィリピンに援助を提供しても、過去の犯罪行為が帳消しになるわけではない」とし、「日本政府が慰安婦問題から目を背け続ける間は抗議活動はやめない」と宣言した。

フィリピン婦女連盟はすでに被害者174人の証言や記録を集めたが、存命中の被害者は70人足らずにまで減ってきているという。(翻訳・編集/岡田)