東京都、情報モラル教育への取り組みを徹底。児童・生徒向け教材を配布

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スマートフォンやSNSは、いまや子どもたちの間でも普及しているツールです。しかし、それが引き金となりいじめや犯罪といったトラブルが深刻化しています。また、以前よりも情報に手軽に触れることができるようになった分、信ぴょう性の問われる情報を目の前に子どもたちが戸惑ってしまうおそれもあります。そのため東京都教育委員会は、スマホを利用していくうえでの最低限のモラルを子どもたちが身に付けることができるよう、平成27年に「SNS東京ルール」を策定しました。さらに東京都教育委員会は「SNS東京ルール」推進の一環として、「SNS東京ノート」とよばれる情報モラル教育補助教材を作成。平成28年度7月に、都立公立学校の全児童・生徒向けに「SNS東京ノート」の配布を決定しました。

■ 学校と家庭で連携することで情報モラルを身に付ける教材に

「SNS東京ノート」は、発達段階に応じて教材を展開しています。小学校1年生から3年生までは「SNS東京ノート1」、小学校4年生から6年生までは「SNS東京ノート2」、そして中学生・高校生は「SNS東京ノート3」を使用します。教材内では情報モラルについて考える事例が提示されていて、それに対する考えを書き込む欄が設けられています。「SNS東京ノート」を授業内で取り扱いながらクラスメイトと話し合いをして、児童や生徒自身の情報モラルに対する意識を形成していくことが主なねらいです。さらにこのノートは保護者の確認欄もあるため、学校と家庭が連携した指導もできます。

■ 情報モラルを身に付けることの大切さ

スマホが広く普及するようになり、多くの情報を簡単に手に入れることができるようになりました。時としてそれらの情報は役立ちます。しかし、裏返せば信ぴょう性の低い情報も手に入るようになってしまったといえるでしょう。悲しいかな、そのような情報を鵜呑みにしてしまう人は、子どものみならず大の大人にもいます。

これからの時代、情報はさらにインターネット上に溢れていくはずです。情報に対してどのように向き合うか、といったモラルがさらに問われるでしょう。それゆえ子どもの頃から情報モラルを身に付ける「SNS東京ノート」は、そのような現状にぴったりの教材。しかし、このような教材は子どものみならず大人にも必要だと思います。

(image by iphone / anthony kelly)
(著:nanapiユーザー・mekds 編集:nanapi編集部)