缶入りに線香立ては付属しておらず、フタが線香皿に使える

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 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、野外中継の虫よけの定番「金鳥の渦巻」について。

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 毎週木曜日に出演させていただいている「ドデスカ!」(メ〜テレ)で、MCの徳重杏奈アナウンサーが仕切る「けさの徳ダネ!」は、彼女がセレクトした新聞記事を紹介するコーナーだ。

 夏休み直前、徳重アナが選んだのは最新虫よけグッズの記事。最近は、肌に貼るシールタイプや手や足に装着できるベルト型が子どもたちには最適とのこと。現在、第2子妊娠中のコメンテーター、浅尾美和さんは「我が家でも愛用中」と言っていた。

 他にも、肌に吹きかけるスプレーや蚊取り機能搭載の空気清浄機などなど、最新のモノが続々登場している。

 リオ五輪がらみでジカ熱が大きな話題にもなっているし、一昨年、代々木公園を中心に約70年ぶりとなるデング熱の国内感染が判明したことも記憶に新しい。

 徳重アナ曰く、「修作さんや奈都子さんも、色々試しているそうです」とのこと。「ドデスカ!」の人気気象予報士、山田修作さんと、お天気コーナーを担当している同局の塩尻奈都子アナである。

 そういえば、お天気キャスターは外から中継することが多い。“修作さん&奈っちゃん”のコンビも、ふだんはメ〜テレの玄関前から。そして、桜のシーズンをはじめ、季節の風物詩のリポートを兼ねた際には、自然あふれる中継地点に足を延ばすことも多い。

「けっこう、蚊に刺されちゃうんですよ。オンエアは1〜2分ですけれど、周辺取材やスタンバイや撤収のお手伝いなどを入れたら、1時間以上、屋外に居る計算になります」

 と塩尻アナ。

 そして修作さんが「僕はもともとトライアスロンやマラソンが趣味なので、トレーニングのときも虫よけ対策をしています」。

 すると件(くだん)の浅尾美和さんも「ビーチバレーも同じです」と食いついてきた。

「色々と試してみましたけれど、いちばん良かったのは」と塩尻アナが教えてくれたのは「金鳥の渦巻」。

「この時期の中継では必ず足元で蚊取り線香をたいています。煙ですか? 映ってないですよね?(笑)」

 天然除虫菊を配合しているから、漂うのは自然な香り。植物性線香なので、声が命のアナウンサーや気象予報士さんの足元でモクモクたいていても、のどを痛めるような刺激は少ないという。

 一つで約7時間も持続し、安定した殺虫効果がある。30巻入り1缶を買えば「ひと夏はもってくれるのでリーズナブル」(塩尻アナ)。

 お天気中継に蚊取り線香。意外な流行りモノだった。

週刊朝日  2016年8月19日号